日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
稲本 正 著「森と生きる」を読む
2006年08月31日(木) 19:31
日本の森林の問題に興味を持って、色々の著述、例えば、
近くの山の木で家をつくる運動宣言


木の家に住むことを勉強する本

など、を読んでいくと、稲本正の著述類や、彼の主宰するオークヴィレッジの活動に行き当たる。

この稲本正の「森と生きる」

は、彼の視点から見た持続可能社会への提言である。

私たちが持続可能型社会や、二酸化炭素排出の問題を語るとき、どうしても力点は「エネルギー」の問題、化石エネルギーを如何に自然エネルギーに代替していくか、という問題にスポットがあたりがちである。

しかし、稲本正のこの著述を通じて、エネルギー問題と同様に、私たちの生活材の素材を何に求めるか、という視点の重要性に気付かされる。

この中で、ドイツの環境学者フリードリッヒ・シュミット=ブレーク博士が提唱するMIPS、という指標を紹介している。

中国とインドの2ヶ国が、今、先進国がやっているのと同じ方法で資源を使って発展しようとすれば、地球3個分の資源に必要になるのである。

MIPSとは「あるサービスを提供するために投入される物質量」
"Material Input Per Unit of Servie"(サービス単位あたりの物質投入量)を意味し、シュミット=ブレーク博士は、このMIPSを減らして行かなければいけない、という。

この考えのベースとなる「MI(物質の集約度)」は
木材=1.5~7.0
セメント=2.2
ガラス=2.5
プラスティック=4.0~8.0
鋼鉄=7~20
アルミ=85
銅=500
金=540000以上

となるという。
アルミは精錬時に大量の電力を必要とするのでMIは高い。
木材に1.5~7.0と幅があるのは、集成材なども含むからである。無垢材は1.5に近いのであろう。

この本の中では、わかり易い具体例として「ダイニングテーブルの1年利用」という「サービス単位」を例示している。

オークビレッジで作る無垢材の4人用テーブルは、重さは40kg、MIは1.5である。耐用年数は100年とする。

比較対象として、アルミ製の4人用テーブルと比較する。
アルミのMIは85、重量は10kgとし、耐用年数は20年とする。

無垢材4人用テーブル1年利用のMIPS=(MI)1.5×40kg/100年=0.6kg

アルミ製の4人用テーブル1年利用のMIPS=(MI)85×10kg/20年=42.5kg

両者は同じサービスを提供するのに、70倍もの資源投資の違いがあるのである。

ただし、このMIPSは、廃棄の負荷を考慮に入れていない。

そこで、製品の廃棄処分を含めたライフサイクル全体で、使用されるエネルギーや天然資源の量、また大気汚染物質、水質汚濁物質、廃棄物、副製品などを定量的、客観的に分析できる指標が「LCA="Life Cycle Assessment"」だ。

例えばLCAの評価を用いて、CO2の排出を比較してみる。
「ライフサイクル」をどの程度に設定するか、を客観的な設定は難しいが、ごく一般的な「小学校の机」を例にした試算を示している。

「天板が合板であとは全てスチールの教室机」と「無垢材の教室机」を比較する。
乾燥木材に含まれるCO2は103kg/1m3だという。
(m3と書いているのは、立法メートルの意。以下同様)
合板はその4.3倍、スチールは190倍、アルミは786倍である。

「天板が合板であとは全てスチールの教室机」は
合板が0.0063m3、スチール部が0.001126m3。
合板:0.0036m3×103kg/m3×4.3=2.79kg-CO2
スチール部:0.001126m3×103kg/m3×190=22.035kg-CO2
計:24.8kg-CO2

一方の「無垢材の教室机」は、0.0163m3。
ナラ材:0.0163m3×103kg/m3=1.68kg-CO2
計:1.68kg-CO2

つまり、「天板が合板であとは全てスチールの教室机」を「無垢材の教室机」に置き換えるだけで、24.8kgのCO2を23.12kg削減して1.68kgに減らすことが出来る。
小学校の生徒数が750万ほどだから、日本の全ての小学校の机を「無垢材の机」に置き換えると173,400トンのCO2が削減できる。

学校の机、一品目で、これだけ削減できるのだ。稲本はさらに2003年の内閣府の国内世論調査で「どのような住宅を選びたいか」という質問に8割の人が木造住宅に住みたいと回答していることをあげ、鉄筋コンクリートの家を木造に置き換えるとm3あたり、350kgのCO2削減ができ、平均的な家が20坪だとすると、一軒あたり23トンのCO2を減らせる。
木造建築が現在の倍になると、単純計算で4億6000万トンのCO2が削減できるという。
日本が京都議定書で約束したCO2の削減目標は、現在の13億トンの14%、1億8200万トンだから、上記の木造住宅化が、半分程度実現できれば、2億トン超のCO2削減ができてしまい、京都議定書の目標をクリアしてしまう。

一般にCO2削減というと、輸送部門のエネルギーや電力エネルギーの資源構成比の議論になってしまうが、われわれを取り囲む、生活資材の選び方だけで、かくも大きくCO2排出量は違うのである。

私は小学校1~2年生まで「無垢材の教室机」を使い、3年~6年まで「天板が合板であとはスチールの教室机」を使っていた。

また、高校時代は1年の時には木造校舎で勉強していた。
卒業後、その木造校舎が取り壊される時、見に行った覚えがある。

高度経済成長の効率優先主義信奉は、もう1980年代には見直される機運にあったと思うし、「消費は美徳」などという謳い文句が、大間違いであったことは、もう2~30年前には国民的コンセンサスが、取れていたと思うのだ、しかしそれでもなお、その後1980年~2006年の2~30年間、我々を取り囲む生活材は、私が10代の頃、1970年代初頭までは、普通にあった木製のものたちは、現在では見ることが出来なくなり、化石資源由来の素材ばかりになったまま、一向に自然素材のものが出回る気配はないのである。

1970年代初頭まで、普通にあった木製の身の回りの素材たち。
確かに1970年代は、木製製品を石油由来製品に一生懸命置き換えていた時代だったのは確かだが、1980年代の半ばには、主として「公害問題」をキーファクターとして、効率優先主義、経済成長至上主義には懐疑マークが既に点灯していたはずだったと思うのである。

しかし一度手に入れた利便性はなかなか手放せない。
1970年代前半、当たり前にあった、木造建築や木の机、木の椅子は何所へ行ってしまったのだろうか?
木の床の電車も当たり前に走っていたのだが。
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追悼 吉村 昭 (1)
2006年08月30日(水) 22:53
先月亡くなった、作家の吉村昭。

どの作品も力強く、しかも、作者の主観的饒舌を一切廃した、ストイックなまでの文体。どの作品も捨てがたいですが。

何度も読み直して、その度に引き込まれる一作は「高熱隧道」かも知れません。
工事モノとしては、「闇を裂く道」も捨てがたいですが、凄絶さにおいては、まずは「高熱隧道」。

また、手にとってみたい一冊です。

Amazonへのリンクはこちら、ですが、画像がないので自分でアップ。
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紀伊国屋とか「品切れ入手不能」となっているが、これは、新装版を出すために現行版を切らしてるのか、ホントに版元品切れなら、由々しきことだ。

著者の亡くなったこの時期に、代表作が欠品とは、新潮社も何を考えているのか。
Amazonは在庫あるように見えます。
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会社帰りのホークス戦、記録的惨敗
2006年08月29日(火) 23:19
一週間ロードに出ていたので、久しぶりのマリンスタジアム。
今期、非常に負け越しているホークス戦だが、苦しいときほど応援しに行かなくてはならないと、会社帰りにマリンスタジアムへ。

お客さんは平日にしては結構満員。

先発の久保は毎回ヒットは打たれるものの、何とかこらえていた。
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が、ズレータの2連ランを皮切りに、変わった高木、神田がボコボコに打たれた。
打線の方は、結果的に全く打てなかったわけだから、新垣は良かったのかもしれないが、傍目にはそんなに良いとも思えない新垣に8回まで福浦のヒット1本だけ。9回裏になって塀内が2本目のヒット、福浦がさらにもう1本打って、3本ヒットは打ちましたが、完全にシャットアウト。
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0-12の完敗で、言葉もありません。
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「エコメッセ2006ちば」
2006年08月28日(月) 15:50
私の住むマンションの掲示板に以下のようなチラシが貼られていた。
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9月3日の日曜日に、幕張メッセで「エコメッセ2006千葉」なる催しがあるようだ。

9月3日は、鴨川の棚田の稲刈りとぶつかり、千葉市の谷津田の観察会も重なっていて、とても体が足りず見に行くことはできない。

私の所属する上記の谷津田で観察会をやっているNPO法人もブースを出すようなのだが、何をやるのか、全然知らない。

このチラシとサイトでは、どういう催しものになるのか見当もつかないだろう。

チラシの中央にいるのは、"COOL"という千葉ロッテ・マリーンズのキャラクターである。

マリーンズのキャラクターは、マーくん、リーンちゃん、ズーくんの3人のカモメ(アヒルではない)のキャラクターがいるのだが、それに加えて"COOL"というキャラクターが加わっている。

先日、ライオンズ戦だったか、バファローズ戦の時だったか、そのクールが、環境省の大臣室を訪問し、小池百合子環境大臣から、チームマイナス6%のメンバーとなり、認定証を大臣からもらうシーンが、マリンスタジアムのスコアボード・ビジョンに映し出されていた。

Coolのチームマイナス6%の会員ナンバーは546。

ちなみにどうでもいいが、会員No.1は小泉純一郎。No.2は小池百合子環境大臣、ずっと行って、No.100のキリ番を渡辺満里奈がGETしている。
No.222のゾロ目は松下電器産業の森下社長。

といっても順番が詰めて付番されているわけではなく、ウルトラマンがNo.780、ウルトラセブンがNo.781など、ウルトラ兄弟が780番台を占めているのは、M78星雲出身にちなむものであろう。

わき道にそれたが、この「エコメッセ2006ちば」で訴えられているメッセージの一つに、「千産千消(ちさんちしょう」がある。

これは、「地産地消」に引っ掛けて、「千葉で取れたものを千葉で消費する」ということである。

千葉県は全国でも有数の農業県、酪農畜産県、漁業県であると同時に、大変大きな都市人口も抱えている、という、ちょっと他にないユニークな県である。

「千産千消」はそういう千葉県の特性を生かして、もっと地元の産物を地元で消費しよう、ということなのだが、ここで初めて出てきた言葉ではなく、千葉でエコロジー関連の活動に携わっている人間なら目にしたことのある言葉である。

私のマンションの住人にも、この「エコメッセ2006ちば」の関係者がいる、ということなのだろう。
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豊岡のコウノトリのその後
2006年08月27日(日) 23:12
棚田や谷津田の放棄水田の複田、冬季湛水田の試み、里山景観の再生などなど、人間の生活と濃密に関わりのある生物多様性を持った二次自然の再生に興味を持っている人間にとって、トキの復活と、コウノトリの復活は、非常にシンボル的なテーマだと思う。
千葉の里山で活動している団体も、房総半島は、関東地方で最後までトキが見られたことから、トキの復活を本気で考えているのである。
そういった意味では、但馬豊岡のコウノトリの野生復帰の行方は、とても興味のある試みだ。

但馬豊岡のコウノトリ、昨年放鳥されて、その後、どうなっているんだろう、と、先週あたり、ふっと気になって、ネットで検索をしたら、今日のNHKスペシャルで、豊岡のコウノトリのその後、をちょうどレポートするとのことで、楽しみに見る。
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必ずしも当初の目論見通り言っていない部分もあるようだったが、世界初の試みの第1年目としては上々なのではないだろうか。

孵化まで至らなかったものの、カップリングができて、産卵まで行ったわけで、コウノトリの郷公園に戻ってきて餌を貰ってしまう、というのも、致し方ないところではないか?

冬季湛水田で、自力で餌を取る場面もあり、生物多様性に配慮した水田耕作を試してみようという農家も増えてきているようだ。

来月9月には第2期の放鳥も行われるようだが、そういえば、昨年の最初の放鳥の時には、秋篠宮が臨席していたように思うが、今年の9月はコウノトリどころではない、重大時に隣席せなばならないわけで、どちらも、嬉しいニュースとなることを期待したい。
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楽天に勝てません
2006年08月26日(土) 23:28
ライオンズ戦、ちょっといい形で終わり、貯金を作らねばならない、楽天イーグルス戦。

だったのだが、

昨日は、延長12回引き分け

今日も序盤の3点リードを守りきれずに追いつかれたものの、8回表に里崎がスクイズを決めてリード、これで流れはこちらに来たか、と思ったのだが。
9回に小林雅英投入、勝ちパターンなのだが、まさかの同点、延長戦。
11回裏にサヨナラ負け。

昨日も有銘に188球12回完投され、
今日も19安打も打たれて、好守もあって、よくこの点数で抑えた、という部分もあったが、イーグルス戦で、明日勝っても1勝1敗1引分、っ貯金は作れない。

まさか、イーグルス戦、勝ち無し、という最悪のシナリオは考えたくないが、ボビーの継投策も、最近裏目に出ることが多い。

試練ですなあ。
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衝撃的な吉村昭の死
2006年08月25日(金) 17:54
7月31日に亡くなった作家の吉村昭 氏だが、その最期が自宅療養中、自ら点滴の管を外し、その数時間後に死亡するという自決とも呼べるものであったことが、昨日のお別れの会で、妻で作家の津村節子氏によって明らかにされた。

吉村氏の作品は、エッセイも含め、ほとんど読んでいて、その虚飾を廃した、飾らない作風と、またその作風通りの氏の人柄も含め、尊敬する作家の一人であった。

79歳という年齢と、膵臓癌ということで、その死自体は避けがたいものであったろうと思うが。
ショッキングである。

しかし、振り返って吉村氏の初期作品を見ると、死や死体を扱ったものも多く、死体が主人公であるものもあったりする。

「死」というテーマは、吉村氏の場合、我々凡人が考える以上に、常に考え続け、意識し続けていたテーマだったと思う。

今回のことも、普通の人が死に直面したときに感ずるであろう、刹那的な激情や、逆に無力感から、衝動的に自ら命を絶たれた訳ではないだろうと思う。
考えに考え抜いた上での結論だったろうと思う。

私の愛する作家が、藤沢周平、吉村昭と、どんどん亡くなっていって、新作が読めなくなるのは、本当に悲しいことだ。
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ライオンズ戦、久々の連打、連打。ビッグイニング!
2006年08月24日(木) 23:47
良いところなしだったライオンズ戦。
3戦目の今日は、4-4での延長11回表、抑えのエース・小野寺から、
2番パスクチ、3番福浦の連打。
4番里崎はレフトライナーに倒れるも、5番ベニーのショートゴロの間に、パスクチはホーム突入。
間一髪セーフで、勝ち越し。5-4
6番今江もヒットで、1死満塁。
7番サブローもセンター前ヒットで続き1点追加、6-4。
なおも、1死満塁。
最近のマリーンズでは、考えられない4安打集中。
8番大塚には代打ワトソンが出るが、ここはセカンドフライ、2死満塁。
最近のマリーンズでは、この辺で終わるところですが、
なんと、9番塀内がライト前2点タイムリー。8-4。
もう、いくらなんでも、さすがに打ち止めか、と思ったところ、
1番に返って青野がセンター前ヒット。9-4
この回2順目のパスクチ。ワイルドピッチで走者進塁で、2死2、3塁。
これは敵失で、まだ続くかと、思いましたが、さすがに、パスクチはサードゴロでチェンジ。

いずれにしても、久々の連打、ビッグイニングで狂喜乱舞。
できれば、9回までに出て欲しかったところですが。

次は楽天戦。
楽天も、マリーンズには福浦一人しかいない.270超のバッターが、
リック.312、フェルナンデス.306、鉄平.306、高須洋介.295、礒部.275、と5人もいて、ホームランでもマリーンズには20本超のバッターは一人もいません。
ホームランでもフェルナンデス23本、山崎16本に対して、マリーンズは里崎15本、ベニーが今日の2本を入れて同じく15本、と、決して侮れない相手です。

気を引き締めて巻き返しを図りたいところです。
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井上 靖 著「風林火山」を読む
2006年08月23日(水) 15:07
今更ながらであるが、井上 靖 著の「風林火山」を読む。
(注)ネタバレ含む!


Amazonに画像がなかったので、楽天ブックスより
言うまでもなく、来年、2007年のNHK大河ドラマ原作である。
来年の大河ドラマは2007年が井上靖生誕100年にあたることから、選ばれた、とのことである。

井上靖の著書は「あすなろ物語」や「しろばんば」などは、少年の頃、読んでいるし、いわゆる「西域モノ」も「蒼き狼」なども含め、読んでいる。
映画絡みで「天平の甍」や「おろしあ国酔夢譚」も読んだ。
「北の海」も、思いで深い。

そういった中で「風林火山」だけは未読であった。

大河ドラマということであれば、新田次郎原作の「信玄」が、「武田信玄」のタイトルで、中井貴一主演で放送されたのが、1988年だから、そろそろ、また武田信玄モノが来ても良いか、という気もする。

1988「武田信玄」では、信玄の中井貴一の他に、大河常連の西田敏行の山本勘助、杉良太郎の北条氏康、中村勘九郎(現勘三郎)の今川義元が印象深かった。

さて、「風林火山」であるが、肝心な点だが、これは武田信玄が主人公の話ではない。
信玄の軍師・山本勘助が主人公である。

原作を読んだ限りにおいては、この昭和30年に発表された小説は、半世紀前に書かれた作品である、ということを斟酌しながら読まないと、その後に世に出てきた数多の歴史小説の中では、いささか、力不足の感も否めない。

主人公・山本勘助の信念の拠って立つところが不明瞭だし、武田家臣団の個々の武将の魅力も活写されているとは言い難い。
少し、脚本で膨らまさないと、家族などの私生活が全く不明な山本勘助が主人公では、なかなか人間ドラマのとして、お茶の間の支持を得ていくのは難しいだろう。

信玄はあくまで山本勘助の視点から三人称で語られる。
原作では既に武田晴信(信玄)は、父・武田信虎を追放した後から、スタートしているが、大河では信虎役に仲代達矢を配しているところから考えて、この親子相克のエピソードも盛り込むのだろうか。

原作は山本勘助が主人公なので、第4次・川中島合戦で勘助が討ち死にするところで終わっており、この合戦での重要なエピソードである、信玄・謙信の一騎打ちも、勘助は上杉軍が本陣に迫るのを防ぐため敵陣に突入し落命しているので、この有名な一騎打ちの語り部とはなり得ない。
また、この小説では、勘助死後の主人・武田信玄や、勝頼を含めたその後の武田家の行く末は語られないから、織田信長も徳川家康も出て来ないのだが、果たして大河ドラマで、それで行けるのか。

主人公の山本勘助は、どうしても1988「武田信玄」での西田敏行のイメージが強いが、今回はがらっと変わって、内野聖陽である。

上杉謙信にGackt、というのも面白い。

武田信玄は、テレビも映画も、映像作品には今回がまったくの初出演ということなので、未知数なのだが、市川亀治郎。
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鈴木邦男 著 「愛国者は信用できるか」を読む
2006年08月22日(火) 14:25
右翼活動家として知られる鈴木邦男が講談社現代新書に書いた「愛国者は信用できるか」を読む。



私は予備知識として「一水会」や、所謂「新右翼」などについて、その活動や主張を全く知らなかったし、「朝まで生テレビ」なども、精神的にも肉体的にもシンドイので見ないし、「鈴木邦男」について全く予備知識がない。

と、同時に60年代~70年代の左翼の活動についても知るところは極めて少ない。

この本を店頭で見たとしても、おそらく手に取らなかっただろう。

この著作の存在に気付き、内容に興味を持ったのは、皮肉にも朝日新聞の書評欄であった。

朝日新聞には「新書の穴」という特集があるが、そのなかで取り上げられており、興味を持ったのだ。

正直に言って非常に面白かった。

朝日新聞の[評者]青木るえか氏も、Amazonの読者諸氏の書評も、右翼活動家「鈴木邦男」の豹変ぶりに一驚しているのだが、私は豹変する前の鈴木邦男を知らない。

だが、これらの新右翼活動、あるいは、三島由紀夫にシンボライズされる右派活動、そして、そのカウンターパワーとしての、硬軟各種の左派活動などなどについて、全く予備知識が無くても、この本は興味深く読める。

ここにはイデオロギー活動家として、実際に体を張ってきた著者が、その論争・闘争を突き抜けた上で語る、真摯な言葉がある。

こばやしよしのりや、西部邁、あるいは、ベストセラーとなった藤原正彦、そして近著がヒットしている安部晋三など、これらを「新保守」と言ってよいのかどうか、わからないが。
また、社会主義国家の崩壊によって、左右イデオロギー論の崩壊と、それとは直接関係ないながらも、時期を同じくして出てきた「教科書を作る会」、国旗国家法、などの動き。
これらをネオ・ナショナリズムと言っても良いのかどうか。

要はこれらの最近「流行」ってきた勢力右寄りな論者とは、明らかに一線を画した視座で、冷戦構造の崩壊イデオロギー論争華やかなりし頃を知る著者が、極めて客観的に真摯に、現在のわが国のありようと愚論とを見ている。

三島由紀夫が『じつは私は「愛国心」といふ言葉があまり好きではない』と言っていることへの気付き。
などを初めとして、示唆に富む視点が多い。

朝日新聞書評での、青木るえか氏が、
「『国家の品格』で藤原正彦が「愛国心」という言葉をやめて「祖国愛」にしよう、と言っていることに反論している。「愛国心」のほうがいいと。その理由には深く共感した。ぜひ読んでみてほしい。本の最後の、ほんの短い文章だが、『国家の品格』に対する最初に見たまっとうな批判でもあったと思う。」

という、この「『国家の品格』に対する最初に見たまっとうな批判」という意味でも興味をそそられた。

著者の経歴で食わず嫌いをせずに、色々な立ち位置の人が読んでみるべき著書、と感じた。
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境港市での「妖怪そっくりコンテスト」グランプリ決定
2006年08月21日(月) 12:48
今日は、話題が多く、名松線の列車無人走行問題、高校野球の決勝戦の話、昨晩、谷津田のイベントのあとに私一人でマリンスタジアムに無残な敗戦を見に行った話、などなどあるのですが。

以前妖怪そっくりコンテストが、開催される話を書いたので、やはり昨日行われた、最終審査&表彰式についても言及しておかないと、無責任というものだろう。

扮装部門は、子泣き爺に扮した札幌市中央区、自営業、小出武さん(41)。
このために、歯を2本抜いたというから、水木先生はもとより、妖怪たちもびっくりだろう。
この執念は、「そっくり」というより、すでに妖怪そのものの域に達していると言っても良いのではないだろうか。

そっくり部門はあかなめにそっくりな、尼崎市の小学校1年生の女の子(6)。

申し訳ないが、恐ろしくそっくりである。

私は不幸にして「あかなめ」の本物は、見たことがないので、何を基準に、私が「そっくりである」と感じているかといえば、水木先生の描かれた「あかなめ」の絵にそっくりなのである。

1次審査は、予想以上の応募者に、主催者側が混乱したそうだが、拠りに拠った、つわものたちが集合した「最終審査」だけに、水木先生も「ぷはっ!」と驚かれるような妖気の集まる空間だったに違いない。
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今日は谷津田で「かかし作り」
2006年08月20日(日) 16:22
今日は、いつもの千葉市の谷津田で「カカシ作り」。
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娘と2人で出かけました。
結構、初めて参加の方もいて、子供も多く盛況でした。

まずは、1枚の田んぼからどれくらいのお米が取れるか、数えてみよう、ということで、1穂のお米の粒を数え、1株の穂の数を数え、みんなの結果を集計。
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それから、カカシ作り。
風雨に耐えられるかは、疑問ですが、結構立派なものができました。
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昼食兼自由時間は、田んぼの周りで遊び。

私ら親子は私の興味で、毎度ながらメダカ取り。
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一網で10匹以上取れたり、さすがに夏は、豊漁です。
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今回もリリースして帰ってきました。

メダカのいる田んぼの脇の池。田んぼの中にもたくさんいます。
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林の中には、玉虫が産卵に集まる特定の木があり、今日も一頭、産卵してました。多いときはこの木に10頭くらい、玉虫がいることもある、とのこと。
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今日はマンションの夏祭り
2006年08月19日(土) 23:33
今日は恒例のマンションの夏祭り。

実行する委員の方は猛暑の中の設営準備、大変そうでした。

模擬店と大道芸のアトラクション、
それから、盆踊り。
結構、みんなちゃんと踊るのです。

最後は、部屋番号が読み上げられる大抽選会。
2年前は結構いいものがあたった(でも何だったか忘れた)のですが、今年は何の賞もなし。

すっかり恒例になってきて、地域コミュニティの喪失が嘆かれる昨今、新しく出来たマンションの夏祭り。
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ここが踏ん張りどころファイターズ戦
2006年08月18日(金) 23:38
大事な試合なので、会社帰りにマリンスタジアムに寄る。
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昼にネットで見たときに前売り完売してたので、どうしたことかと思ったら、行ったら沢山のお客さんでびっくり。

平日のナイターなのに、いつもは、休日でもちらほら空席の目立つ指定席も、三塁側も結構入っている。

しかも、レフトスタンドのファイターズ応援団も結構来ていて驚く。

小林宏之は概ねなかなか良いピッチングだったのだが、初回に小笠原にソロホームランを浴びていた。

その後、マリーンズは追いつき、青野のホームランで逆転。
里崎のホームラン、ファイターズの5人目清水の乱調で連続デッドボールで押し出しの点をもらうなど、一応勝利しましたが、
最初の一点がワトソン、今江の連続2塁打だったのをのぞけば、タイムリーがでない。
11残塁と好機をたくさん潰しました。
まだ、なかなか打線は上手いこと行きませんね。

それでも、小林雅英、めでたく通算200セーブ達成!
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飯田哲也 著「北欧のエネルギーデモクラシー」を読む
2006年08月17日(木) 14:47
自然エネルギー、再生可能エネルギーの問題に興味を持って眺めてみると、飯田哲也氏の著述は、もはや古典と言ってもよいかもしれない。

この「北欧のエネルギーデモクラシー」も、2000年発刊のものなので、いささか古いわけだが、事態の方向性や、現状の問題点は現在も変わっていないと言って良いだろう。

この著書では、スウェーデンのエネルギー政策と、デンマークのエネルギー政策が取り上げられている。
環境先進国というと、北欧は一まとめに「何となく進んでるらしい」というイメージで捉えてしまうが、実際には、それぞれの国によって事情は違う、ということを改めて認識させられる。

「なんとなく環境問題先進国・北欧」という茫漠としたイメージを持っていて、だけど、実際の中身はよく知らない、という方にはお薦めの本であると思う。

欧州でもとりわけ環境負荷に敏感で、自然エネルギーへの依存度を高めようとしている国々は、欧州の中でも、オーストリア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、オランダ、スウェーデンの6カ国が、「環境ブロック」などと呼ばれたりしている。

その中でも、まず、スウェーデン、デンマークなど北欧諸国が、大胆で先進的な政策を一歩先んじて導入する。
それを突破口として、経済的にも政治的にも影響力の大きなドイツが動き、欧州全体への流れを作る、という流れがある。
環境税などの税制の問題もそうだった。

この著書では大きく分けて、3つの部分からなると考えてよいと思う。
第一がスウェーデンのエネルギー政策と合意形成の過程。
第二がデンマークのエネルギー政策と合意形成の過程。
そして、最後に短いながら非常に興味深く示唆に富む事例として、「エネルギー100%自給を目指す島々」が取り上げられている。

スウェーデンのエネルギー政策とデンマークのエネルギー政策は、似ているようで成り立ちは大きく違う。

国土の違いとしてまず、水力発電が一貫して過去から現在まである程度の割合を占めているスウェーデンに対し、山が無く、水力発電はまったくないに等しいデンマーク。

また、先の大戦時にドイツの占領を受けたデンマークと、受けなかったスウェーデン、この違いもエネルギー政策だけでなく、あらゆる国策の決定の課程で拠って立つところが違う、ということに気付かされる。

また、原子力発電に対しても、一時期、推進に大きく傾き、現在も稼動中の原子力発電所を持つスウェーデンと、一貫して原子力を拒絶したデンマーク。

また、大戦の前と後とを問わず中立政策を堅持してきたスウェーデンに対して、戦後、NATOや、EUの前前身たるOEECに加盟し、西欧への同盟関係を深めたデンマーク。

などなど、違いは多いのである。

風力発電で一歩先を行き、もはや陸上の風力発電適地は設置し尽くした、とも言われるデンマークは、ドイツ占領時代に、エネルギー枯渇の自衛策として、小規模な風力発電が行われたことがある経験があった。日本の木炭バスのような緊急避難的エネルギーだったわけだが、それでも実績があった。

一方スウェーデンではエネルギー政策の議論の中心は、原子力発電の推進か廃止か、という論点を機軸に、エネルギー論争が続いた。

結論としては、原発全廃の時期は明確に示していないものの、新規の建設は凍結。
耐用年数を経過した原子炉は順次運転停止、というコンセンサスは出来ているように思う。

この著書で、スウェーデンの環境税に関しても、実際の税制のあり方、何に何パーセントなのか、というような部分も、具体的に知ることができる。

両国を通じて言えることは、環境先進国ともてはやされ、日本などとは、政治家の考えも、産業界の考えも、市民の意識も、産業規模も違う、別世界のお話し、というふうに捉えてしまいがちだが、実際にはスウェーデンでも、デンマークでも、産業界とそれを背景にする政党は、「国際競争力」の名のもとに、効率の良い化石エネルギーから、乳離れをすることには大きな抵抗があったことがわかる。

しかし、それを地域のコンセンサス、市民のコンセンサスという積み重ねを経て、国政への反映、というステップを着実に踏んできたのである。

デンマークでもオイルショックが襲う直前の1970年には全エネルギー供給量の88%を輸入石油に頼っていた。
そこからの政策転換だったのである。

高度経済成長も、そろそろもう良い湯加減になってきた、と先進各国が思っていたであろう、1970年代以降の政策の舵取りの問題で、それほど昔の話ではない。

石油依存は避けなければならない、という旗印は同じなのだが、原子力に軸足を置いたか、そうでないか、という違いで彼我の差が出来たのである。

いったん「原子力だ」と舵を切ったスウェーデンも、左派・右派・中道様々な連立政権が政権を担う課程で、国策としての原子力に対するスタンスは揺れた。

スウェーデン、デンマーク両国のエネルギー将来像の特長としてわが国も見習わなくてはいけない点は、エネルギーを何で得るか、という比率論議の大前提として、そもそもエネルギー消費量の総量を上げないで(むしろ下げて)しかも経済の持続的発展ができるシナリオを書く、という点だろう。

風力が良い、太陽熱だ、バイオマスだ、という前に、経済が継続的に発展する以上、エネルギー消費は右肩上がりなのは仕方がない、というステージを卒業しているのである。

実際、エネルギー効率を上げる、つまり、より効率の良い社会システムに変えて行くことで、総消費エネルギー絶対量を下げながら、経済活動は発展もしくは維持、していく、という考えである。

簡単な例でいえば、日本でも冷蔵庫、クーラーなどの家電製品は「消費電力は10年前の10分の1です(当社比)」という類のコピーで売られている製品がたくさんあるが、その種のエネルギー効率の改善というのは、まだまだ手付かずで放置されている部分が多いのである。

この問題はこれから、エネルギー消費の成長を迎えようとしている中国、インドなどのエネルギー政策を見ていく上でも重要な視点だ。

特に、電気で熱を得ることは、改めて指摘するまでもなく、非常にエネルギーのロスが大きい。
暖房用途、調理用途での電気の使用はなるべく控えていかなければならない。

マンション暮らしだと、例えば私のマンションなどの高層になると、ガスもキッチンのコンロ以外には引いて来ることが許されていない。
辛うじてリビングの床暖房がガスなので、その点は救われているが。
ガスストーブにしたかったのだが、できない。
エアコンは取り付けたものの、機密性と、西陽が差し込む部屋の構造上、夕方~夜が暖かくなるので、暖房用途には、エアコンは、まず使ったことがない。

また、建物の断熱性や、冷房の効率を高めるビルの構造の研究など、何でエネルギーを得るか、と、同じ問題の両面として、如何にサービス・快適性を落とさず、エネルギー総消費を落として行くか、という問題も真剣に取り組まなければならないのである。

また、ビルや電車などの閉鎖空間も、365日間窓は締切で、春秋の季節の良いときでも、冷房か暖房かどちらかが常に稼動している、という状態も「異常なこと」だと気付かねばならない。
日本には、春、秋には、冷房も暖房も必要としない日(あるいは時間帯)が結構あるはずなのだが、それらを効率よく使うような考え方が、モノの作り方の根本のところで欠落している。

スウェーデンで進められてきたエネルギー政策も、単に電力を得る手段をどうするか、という問題だけに留まらず、主として暖房用途の地域熱供給の推進など、電力の消費総量を抑えていく様々な施策が、エネルギー源の代替と並行する形で進められている。

最後に、非常に示唆に富む事例として「アイルネット」、「自然エネルギーアイランド」の取り組みが紹介されている。

デンマークのサムソ島と、スウェーデンのゴットランド島の事例である。

離島というのは、多くの場合「本土」から遠隔地にあって、エネルギー、水道、食料といったいわゆるライフラインの供給上の制約がある。
そこで、自分たちの島の消費エネルギーを完全に自給できないか、という試みにトライしている島々がある。
サムソ島は同じデンマークのエーロ島とともに、10年間で、自然エネルギーによる100%エネルギー自給を目指す島として、デンマーク政府に指名されている。

この問題は、単に北欧の島々に限った問題ではなく、日本でも中山間地などへのエネルギー供給のあり方や、先日起きた「東京大停電」の問題を見ても、エネルギーの分散、という問題は非常に重要であり、これらの北欧の島々の取り組みにと成果に注意を払って見て行きたいと思うのである。
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ポケモン・スタンプなお盆休み終わる
2006年08月16日(水) 22:32
今日は、お盆休みも最後の1日ということで、完全にポケモン・スタンプ・ラリーな1日を過ごす。

スタンプの設置時間は、9:30~16:00。

我が家を8時前に始動し、「八王子」から始め、「立川」「国分寺」「三鷹」「吉祥寺」「西荻窪」「荻窪」「阿佐ヶ谷」「高円寺」「中野」「東中野」「大久保」「千駄ヶ谷」「信濃町」「四谷」「市ヶ谷」「飯田橋」「水道橋」と捺す。
さらに秋葉原で乗り換え、「御徒町」「鶯谷」「西日暮里」「田端」、「日暮里」に戻って、「三河島」「南千住」「北千住」、千代田線ホームへ移動し、「亀有」「金町」「北松戸」「馬橋」「新松戸」「北小金」で、もう15:40過ぎ。
「南柏」で降りれば、絶対に「柏」は取れない。
「柏」まで行けばもしかすると、「柏」→「南柏」の逆行が、16:00に間に合うかも知れない、という可能性にかけ、「柏」へ。
しかし、「柏」発の上りは、「柏」に到着と同時に出発し、次便は16:00以降。
いずれにせよ、結局、常磐線制覇は全然できず。
帰宅は17:00過ぎ、もう親子ともどもクタクタである。

他の親御さんも大変だと思うが、ポケモン・スタンプ・ラリー専用時刻表(というものが市販されているですよ)を片手に、「次は南口改札だから、何輌目だ」と指示を出すお父さんもいたりして、ウチなどは、まだまだヌルい方のようだ。

平日にお母さんと、という手が使えない我が家のような場合、全駅制覇は、ヒジョーに厳しい。

亀有、金町などは、乗降客の半数は「ポケモン」関係者であり、JR東日本の打ち出の小槌と言えよう。

しかし、牛久や、熊谷にスタンプを設置するというのも、参加者にはタフな設定である。

ポケモン・スタンプ・ラリーも今年で何年目になるのか、今まで幸いにして、ウチの娘はその存在に注意を払わなかったが、今年は夏休みに入ってすぐ、ポケモンの映画を見に行ってしまい、ポケモントラップに見事にハマってしまった。

しかし「第1期Discover Japan-駅のスタンプ 」世代である私自身も、娘のお相手というばかりでなく、少なからずポケモン・スタンプ・ラリーを楽しんでいることは確かなのである。
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久々のマリンスタジアム観戦も
2006年08月15日(火) 23:47
今日は、久々のマリンスタジアム観戦。
私と妻と娘と、さらに母と姪。総勢5人で繰り出す。
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私一人が席取りに早いバスで先行したが、今日はお休みのお父さんが多いせいもあって、17:00には、内野自由席の1階席は満員状態。
2階席に陣取る。

当面の追撃対象である、ファイターズ戦に連敗して、久々にマリンスタジアムに戻ってきて6連戦の初戦。しかも相手は下位チームということで、プレーオフ圏内に留まるには、是が非でも勝たなければいけない試合だった。

先発の久保康友は、本当に素晴らしいピッチング。
ヤワラちゃんの旦那にソロ・ホームランを浴びたが、テンポの良いピッチングで見ていて気持ちよかった。

力投する久保康友。
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しかし、その久保を、打線が援護できない。

一端は同点に追いついて、9回表まで行ったが、9回表、好投の久保が捕まり、塁上にランナーを貯めたところで、藤田にスイッチ。
その藤田が打たれ、決勝点。

9回裏も、何とかなりそうなムードもあり、応援休んだら、悔やまれると思ったので、目一杯、叫びましたが、チャンステーマ、エンドレスで声を枯らして歌いまくりましたが、ナイス・ピッチングの久保に勝利を付けることはできず、痛い星を落としました。

う~む。
どうも、打て無さ過ぎだなあ。
相手もピッチャーも良かったですけどね。

…いかんなあ。

しかし、娘と姪は、ピョンピョン飛び跳ね、娘は悔しがってはいたものの、それなりにエンジョイはしたようです。
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熱海滞在3日目
2006年08月14日(月) 09:51
熱海滞在も3日目。
今日はもう帰ります。

今日は良い天気で暑いですね。
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視界も良く、ベランダから初島と大島も良く見えます。
が、肉眼だと良く見えてたんですが、デジカメ写真だと、よくわからないですね。右に大島が写ってるんだけど。。。

朝から東京は大停電のようだけど、無事に帰り着けるか。

復路もポケモンスタンプラリー、東京モノレールと京葉線を制覇。しかし、初動が遅く、総武線馬喰町で15:59タイムアウト。錦糸町、新小岩、船橋、津田沼、千葉もやるつもりだったすが、全然間に合わず。

京葉線の越中島が、ネックですね。京葉線の各駅停車しか止まらない駅というのは、次の電車、すごく待つ。

こりゃ、常磐線は無理だなあ。
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熱海滞在2日目
2006年08月13日(日) 12:54
今日は熱海滞在2日目、晴れているものの、それほど暑くはないという、快適な気候。

午前中はプールで。
屋外プールは子供たちも寒くて入れない。
屋内の温泉プールで泳ぐ。

プールサイドの日影が暑くもなく寒くもなく、心地よい。
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ポケモンスタンプなお盆休み始まる
2006年08月12日(土) 15:56
さて、今日からお盆休み。
しかし、昨日書いた通り、ポケモンスタンプなお盆休みのスタートである。
まずは、総武横須賀快速で「西大井」を一気に攻める。
途中、東京駅から私の実母と娘と同年の姪が乗り込んでくる。
西大井で私と娘と姪はスタンプのために下車。
妻と母はそのまま大船乗り換えで熱海に直行。
私と娘と姪は西大井から品川へいったん戻り、京浜東北線に乗り換え、大井町、大森、蒲田とスタンプを押す。
順調に次の電車、次の電車と待ち時間なしで行く。
神奈川県に入って、鶴見、さらに横浜を通過して桜木町。
(まだ、高島町の駅跡は残ってますね)
横浜に戻って、再び横須賀線に乗り、戸塚。
さらに大船、で、〆。
戸塚駅で「ルカリオ」のスタンプに並ぶ人々。
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新しくなった大船エキナカで昼食を買い、小田原行きの湘南電車のグリーン車車中で昼食。
小田原駅で5分ほどの待ちでアクティ熱海行きが来たので乗る。

直行して買い物、昼食をしていた妻と母に遅れること20分ほどで熱海のマンション到着。
なかなか効率が良かった。

いちおうベランダからの眺望。
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プールにもちょっと入り、いちおうリゾート気分。
プールで泳ぐのは1年ぶりか?身が重い。全然進まない。運動不足。

新幹線でなく東海道線の普通電車で訪れる熱海というのもなかなか良いものだ。

東京は午後には落雷で山手線が3時間も止まったりしていたようだが、我々は平穏な旅。
座って来れた。

夕食はアワビなど。。。
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明日から一応お盆休み
2006年08月11日(金) 17:01
明日から一応、お盆休みに突入。
とは、言っても、会社休日は8/13(日)1日だけで、8/12、8/14、8/15、8/16は、有給休暇の強制一斉取得。

そろそろ、暑さにも参ってきたタイミングで、休めるだけありがたいのだが、有給残が自動的にどんどん減るので、ちょっと不安にもなる。

どこに行っても混んでいるのだろうが、今年も昨年に続き、私の祖母の遺産で、現在、私の母の名義になっている熱海のボロマンションに行く予定。
温泉もプールもあるので、それなりにくつろぐのである。

しかし、今年はポケモン・スタンプラリーとの兼務なので、往路は一駅づつ降りながら行くことになりそう。
なかなか、タフなお盆休みの開始である。
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「近くの山の木で森をつくる運動宣言」 緑の列島ネットワーク編を読む
2006年08月10日(木) 15:13
先日、「日本の森はなぜ危機なのか」を読んで、その中で紹介されていた、「緑の列島ネットワーク」の編著による、
「近くの山の木で家を作る運動宣言」を読む。


日本の森林の持つ極めて具体的な問題点を、さまざまな分野の活動家が、さまざまな切り口で、明解に切り出している。

国内材と外材の価格構造の誤ったイメージ、消費者、流通者、生産者、それぞれが持つ問題点、矛盾点を指摘している。

しかし、この書では、単なる「嘆き」ばかりでなく、「日本の森林資源」も、やり方次第では、何とかなるかもしれない、何とかさせなければならない、と勇気づけられる著作だ。

意識改革の必要性を改めて感じさせられた。
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一挙に皇室関係書籍コーナー登場
2006年08月09日(水) 22:10
会社の最寄り駅の駅ビルに有隣堂書店が入っているのだが、今日、覗いてみて驚いた。

皇室問題、天皇制問題、皇位継承問題、関係の書籍がズラっと十数種、平積みになったコーナーが出現していた。

秋篠宮妃紀子さま御懐妊以降、自粛ムードだった皇位継承問題が、先日の宮内庁の紀子様の出産予定日発表報道で、一挙に表に出てきた、ということか。

既読のものか、改めて買って読もうと思わないような本だったので、購入はしなかったが、なかなかあざといものである。
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秋篠宮妃紀子様、第3子の出産予定日決まる
2006年08月08日(火) 18:00
ついに、日本の歴史の分かれ道となる日取りが見えてきた。

朝日新聞の伝えるところによれば、秋篠宮妃紀子さまの第3子に関して、

医師団は、9月5日入院、翌6日に帝王切開による出産を目標に準備に入る方針を固めた。

とのことである。

1ヶ月以内に、日本の歴史の分岐点を迎える。
ああ、緊張するなあ!
とにもかくにも、男子のご誕生をひたすらお祈りするしかない。
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川宗英 著「最後の幕閣」を読む
2006年08月07日(月) 17:00
2006年5月に講談社+α新書から発売となった、川宗英 著の「最後の幕閣」を読む。



著者の徳川宗英氏は、御三卿の田安徳川家のご当主だが、既に「徳川家に伝わる徳川400年の内緒話」などの著述がある。

「最後の幕閣」は、大きな意味で幕末の幕府政治を担った人々、幕末の幕府政治に深く関わった人々、という概念で、拾い上げられた人物の評伝エッセイである。

狭義の「幕閣」である幕府老中、奉行ばかりでなく、海防参与となった徳川斉昭から、幕府公設の「神戸海軍操練所」の塾頭であった坂本龍馬や、短命に終わった「賢侯会議」のメンバーである、島津久光、山内豊信、伊達宗城、なども、ある意味で「幕府の政治組織」のメンバーとしての「幕閣」である、という切り口で取り上げている。

幕末維新の人物評としては、なかなか取り上げられることのない徳川慶頼、徳川昭武、徳川家達、などの一門の人々や、崩壊していく幕府の最後を看取る小笠原長行、大久保忠寛、竹中重固、堀直虎、などにも丁寧に触れられている一方で、桂小五郎、西郷隆盛、大久保利通、などには言及せず、あくまで、「何らかの形で幕府政治組織に正式に関わったことのある人物たち」という切り口が、著者ならでは、のユニークな視点で、単なる幕末有名人列伝、維新功臣列伝にはなっていないところが良い。

ご本人に縁の深い、田安家の縁者に多くの頁数を割き、個人的主観も入るのは、傍観的学者の書き物ではなく、あくまでも徳川家縁者の書き物として、却って好感が持てる味わいになっている。

戊辰戦争は不幸な戦争であったが、徳川慶喜をはじめ、松平容保、松平定敬、など、減封などの処置はあったものの、大名の戦死者、刑死者は出ず、明治新政府は、榎本武揚、大鳥圭介などの箱館組も登用し、徳川慶喜家も最終的には公爵に列するなど、非常に融和的な政策を取っていることを改めて再認識させられる。

また、華族としての爵位も、大名家で最高位の「公爵」家となっているのは、徳川宗家、水戸徳川家、慶喜家の3家、島津宗家、久光家、毛利宗家、の6家であり、大名公爵家のうちの半分が徳川家であったことは、改めて指摘されると、旧幕府側の人物も粗略に扱われていたわけではないことを認識を新たにする。
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伊豆長岡の旅
2006年08月06日(日) 19:21
昨日から今日は、大学時代の知人と、20年ぶりくらいに中伊豆に遊びに行きました。

大学出たあと、何年かやったのですが、私の一つ上の学年と私の学年と、一つ下の学年。
結果的に私の学年は、私一人の参加でしたが、一つ上の先輩は4人全員そろい、懐かしいメンバーで、お気楽な昔話に興じ、
今日は昔懐かしい、元「エイトランド」、現かつらぎ山パノラマパークを訪問。
まるっきりリニューアルされていて、20年前の記憶と現地がなかなか繋がらなかったですが。

帰路は三島でうなぎを。
以前、行ったことのある「本町うなよし」に行きましたが、お店で待っている間に打った、三島地元の子宛てのメールに返信で、「本町うなよし」より、「櫻屋」がお薦めとの、コメント。

次回は「櫻屋」にトライしたいですね。
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明日は、こどもたちのための「たんぼの自然体験スクール」
2006年08月05日(土) 11:57
明日は、私の活動する千葉市の谷津田で、夏休みの小学生を対象にした、体験スクール

千葉市が主催の催しである。

「もりのふしぎ、たんぼのふしぎ、こめづくり、をしろう、ミクロのせかい、クラフトづくり、ザリガニつり、ネイチャーゲーム」
など、子供たち39名の参加予定。

メダカや、ザリガニ、カブトムシもたくさん出てるだろうし、にぎやかな会になりそうだ。

しかし私は別の所用で、明日は残念ながら、欠席。

お友達がいないのは、残念だけど、うちの娘には、また別の機会に。


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「日本の森はなぜ危機なのか」田中淳夫著
2006年08月04日(金) 15:00
平凡社新書から出ている「里山再生」という本を読んで、非常に示唆に富み、目が開かれる思いをしたわけだが、同じ田中淳夫氏の著書で、同じく平凡社新書から以前に出ていた「なぜ日本の森は危機なのか」を読む。



日本の森林の抱える問題を客観的視点で整理するには、好著と言える。

中でも、私の知識不足で知らずにいて、この著書で初めて知ったのが、「りぐぱる」である。

紙は木材から作られることは周知と思うが、木材チップからパルプを製造する過程というのは、木材の繊維であるセルロースを、それを結合させる「リグニン」を分離させ、セルロースを取り出すという行程である。

リグニンは、製紙工場の行程では廃棄物であり、以前は海洋に流され、ヘドロの原因になっていたが、現在では、リグニン他の製紙廃液「黒液」は、ある種のバイオマス・エネルギーとして、製紙工場内の電力需要をまかなっている。

いすれにしても、リグニンは、廃棄物であった。

紙は古紙としてリサイクルされる比率が高まっているとはいえ、最終的には焼却廃棄される。
木材も各種ボード類に加工されることはあっても、最終的には廃棄物となる。

それらの廃棄物を木に戻せないか、という試みがある。
概念的に森林を育てて、未来の紙資源にといことではなく、廃材そのもを原料として、木材代替素材を作るのである。

小さな木片にフェノール化合物を加えると、リグニンを包み込む。
そこに、酸水溶液を加えると、セルロースは炭水化物に分解され、リグニンは残る。
リグニンは、リグフェノールとなる。
常温で、攪拌だけでできる反応である。

例えば、古紙を溶解したパルプをテーブルのような形に成型し、それに、リグフェノールを加えると木材と変わらない強度を持つ「木製品?」となるのである。

この夢の素材「りぐぱる」については、西垣林業のサイトをご参照いただきたい。
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明日のマリンスタジアムは金聖響、シエナ・ウインド・オーケストラ
2006年08月03日(木) 16:31
明日、8月4日のマリンスタジアムは、金聖響指揮のシエナ・ウインド・オーケストラがやってきて、観客は楽器持ち込みOK!

試合前には、金聖響/シエナと、「星条旗よ永遠なれ」を客席全体で演奏する。
7回には、「Take Me Out to the Ball Game」を演奏する。

去年もやったイベントなのだが。

しかし、持込可能楽器は、Tubaが許可されている一方で、打楽器は
カスタネット、タンバリン、マラカス
に制限されている。

せめて、小太鼓、シンバルを許可して欲しかったところだ。
カスタネット、タンバリン、マラカスでは、「星条旗よ永遠なれ」をやってもつまらん。

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ライオンズ戦、今日は勝利
2006年08月02日(水) 22:49
昨夜の、小林雅英、炎上負けで、いやなムードのライオンズ戦スタートだったが、今晩は小林宏之が初回の1点に押さえ、里崎、サブローのホームラン。
西岡、堀の連打での終盤の得点は、チャンスでなかなか得点できない状態が続いていただけに、大きかった。
最後を小林雅英でしめられたのも大きい。

松坂相手に、首位ライオンズからの1勝は大きい。
明日のライオンズ戦、金曜からのホークス戦、この地元での6連戦は、サブローもヒーローインタニューで言っていたように、今年のシーズンを方向を決める重要な試合となる。

なんとか打線が5点以上とってくれるといいのだが。
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