日々の雑学 ●●●
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二期会「トゥーランドット」を聞き観る
2011年07月10日(日) 23:44
二期会のオペラを聴きに行くのは初めてかもしれない。

もともと、私はオペラ好きという人間ではない。
外来のオペラハウスの日本公演は、ゲルギエフ/マリーンスキー劇場のショスタコーヴィッチ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」しか聞いたことがないかも知れない。
これはショスタコ好きだから行ったのであって、オペラを見に行ったというのとだいぶ風合いが違う。

あとは実際に海外に旅行に行って、パリのバスティーユのオペラ座で「カルメン」を聞いたのと、ウィーン国立歌劇場で「ボエーム」を、ブダペスト国立歌劇場でバルトークの「青ひげ公の城」を聞いたくらいか。

DVDで家で見たりはするけれど、やはり3万円超のチケット代を払ってまで、というところに逡巡してしまう。

ならば日本のプロジェクトならどうかというと、もらったチケットとかを別にすると、自分で能動的にチケット買って行ったのは、新国立劇場で「蝶々夫人」を聞いたことがあるくらいだろうか?

オーケストラコンサートに行く頻度に比べて、オペラ観劇の機会は少ないし、興味も少し薄い部分がある。

しかし、プッチーニは別格なのである。
大好きである。
しびれる。

中でも「トゥーランドット」という作品は、図抜けて大好きな作品である。
メロディが素晴らしいし、打楽器が大活躍する。
長さも物語りも丁度良いのである。
豪華で盛り上がる。

オペラ好きではないが、プッチーニ好きであることは否定のしようがない。
ヴェルディも素晴らしい部分がたくさんあるのだが、プッチーニのように、全部が全部好きというわけではない。

その「トゥーランドット」を二期会がやり、しかもピットに入るのがY響だと言う。

これは行きたいなあ、10日のチケットはまだあるなあ、と二期会のサイトを確認しながらいたのだが、最近マイミクにならせていただいた、とりおりんさんが観劇日記を書かれたのに背中を押される形で、一昨日、今日の分のチケットを購入。

A席も残っていたけれど、2階のサイドの後列の方しかなく、1階全部と2階センターはS席だった。
A席は14,000円、S席は18,000円である。
この時期の東京文化会館は上の階は非常に暑いのである。
S席だと1階のど真ん中あたりがまだ空いているので、そこを申し込んでみる。
久々のオペラだし、大好きなトゥーランドットだし、Y響だし、ちょっと張り込んでもいいかなと思った。

上野の東京文化会館は空席が結構目立ち、もったいないなと思った。

4回公演でAキャストBキャストが入れ替わる形での公演だ。
連日は歌えないので、普通どんなオペラ・プロジェクトでもそうする。

カラフ役は昨日は福井敬さんだったのだが、今日は予定されていた方の急遽代役となったルディ・パーク。
韓国出身で、ミラノスカラ座でトゥーランドットのカラフでデビューしたという人物だ。

Y響は最近でこそ、ピットに入る機会は増えてきたけれども、Tフィルさん、T響さんなどと比べると圧倒的にピットに入ることは珍しく、貴重な機会である。

ジェルメッティのテンポ設定は全体的に早めで、グイグイ進む感じ。

ルディ・パークさんのカラフも、新垣有希子さんのリュウも素晴らしかったけれど、合唱が素晴らしく、結構激しく鳴らすオケに全く負けることなく大きな存在感で、オペラ全体の高揚感を作っていたように思う。
さすが二期会、層の厚さを感じた。

ジェルメッティのテンポ設定は早すぎてついていけないと感じた方も多かったようだし、オケ内部でも早すぎるという印象だったようだ。
Y響の打楽器にエキストラで出ている、元ミラノ・スカラ座首席打楽器奏者のジョナサン・スカリーも数日前の公演を聞きに来て、「早すぎる」と言ってたそうだ。

しかし、ボクは確かに早いなとは思ったけれど、勢いがあって盛り上がって良いな、という印象を持って聞いていて、それほどネガティブなイメージは持たなかった。

ピン・パン・ポンの三大臣も非常に難しい役だけれども、ボクは2幕の冒頭の、ピン・パン・ポン三大臣の故郷を懐かしむあたりの音楽がとても好きで、荒川静香さんで一気にブレイクした「誰も寝てはならぬ」とか、リュウのアリアとか聞き所はたくさんあるのだけれど、2幕の頭のピン・パン・ポンの場面は結構好きなのである。
Aキャストの方の3人がどういう感じだったのか聞いていないけれども、今日のBキャストの方の御3人は素晴らしかった。

Y響も大健闘。
素晴らしい演奏を聞かせていただきました。
OKD先生のTimpも、ISUC先生の大太鼓もプッチーニのこの作品では重要過ぎる使われ方をしていて、特に謎を出す場面とか、一音一音の表現力は、これはオーケストラコンサートだけのレパートリーを聞いていただけでは、出会えない音を聞かせていただいた感じだ。
その他打楽器もバンダ含めて素晴らしかった。
鍵盤打楽器群は結構難度の高いこの曲だけれども、この曲のエキゾチシズムのためには欠く事のできないエッセンスで、良い雰囲気だった。

昨日カラフを歌った、福井敬さんは、マイミクおのじの旧友であり、本当は福井さんのカラフの日に聞きに行きたかったのだけれど、スケジュール合わず。

しかし今日出番のない、福井敬さんは終演後、震災の義援金の募金箱を持って、ロビーで大きな声で募金を呼びかけていらした。
お声をかけさせたいただき、おのじの話、岩手の話など、二言ばかり話をさせていただいた。

終演後、OKD先生、ISUC先生にご挨拶し、その流れでY響打楽器パート社員全員と打楽器エキストラの方々の打ち上げに誘われ、ノコノコと顔を出させていただいた。

いつも音楽の話をすることが多いのだけれど、今日は珍しくギャンブルのお話など、意外な一面のお話もたくさんうかがえて、大変面白い会食だった。
美味しかったし、空いてたし、安いお店で堪能させていただきました。
もう一度自力でたどり着こうと思っても、ちょっと見つけられないお店かも知れない。

昼間の観劇も大変堪能し、その後の夕食もそれ以上に堪能し、贅沢な一日を過ごさせていただいた。
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