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日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
Tさん邸で太鼓を直す
2011年08月03日(水) 23:45
というわけで、所沢Tさん邸で破れた太鼓を直す話。

前は子供部屋だったスペースをお子さんたちが独立してしまったので、Tさんの工房にしてあって、色々な道具が置いてある。

片側の皮が破けているのですが、カウンターフープはなくて、直接皮に穴があけてあるので、紐が通っているので破れてない方の面も含め、いったん全部紐を外さないといけません。
20110727_0014_R.jpg

一度完全に皮と胴をばらばらにして、前の皮に空いていた穴の位置を新しい皮に印をつけます。
20110727_0015_R.jpg

新しい皮は、カール・オルフの教育楽器用として某楽器店の倉庫に大量に眠っていたものを処分するという話を聞きつけたTさんが以前に二束三文で買ったもの。
色々なサイズがありますが、皮が既に木製のフープに巻いてある状態のものなのですぐ使えます。

印をつけた位置に穴をあけます。
20110727_0017_R.jpg

紐がどっちから出てどっちから入るというルールをきちんと決めて通して行きます。
ワッシャーを通すのも忘れてはいけません。後から付けることはできません。
20110727_0018_R.jpg

この太鼓は7つ穴で奇数でした。
普通、西洋の太鼓のテンションの位置は対抗する位置を引っ張る偶数穴、つまり6穴とか8穴とかなのですが、均一にテンションを分散させようと思ったら、機械で工作するのは非常に難しくなりますが、奇数穴で星型に引っ張った方が、偶数穴で引っ張るより、力を分散させる上では効果的なのかもしれません。
工業的に加工しようとすると、位置決めが難しい奇数穴は現実的ではないかもしれず、だいたい合っていれば良いという手仕事ならでは、なのかもしれません。

この辺からは2人がかりで作業してるので、写真が撮れていません。
順番を間違えると全部紐を抜いてやり直しなので、気が抜けません。

20110727_0019_R.jpg

できあがり。
20110727_0024_R.jpg

スリーホール・パイプという穴が3つしかない笛がイギリスの民俗楽器としてあって片手で扱います。
片手で笛を吹いて、もう片方の手で太鼓を叩くというネイティブなスタイルをさっそくTさんがやってみますが、なぜがタッシが激しく反応して、邪魔をします。

スリーホールパイプは、穴は3つしかありませんが自然倍音で、オクターブ8音出せます。

ちゃんとやるとこういう感じです。


オルガンとも合わせています。
他に人がいなかったので、デジカメをテーブルに置きっぱなしですが、撮ってみました。


デジカメの動画のマイクでは拾いきれてませんが、結構いい音がします。

ワッシャーの上下で、結構低い音から高い音まで出せるので、色々なジャンルの音楽に使えるかもしれません。
こういう音域の広さは天然皮ならではの特性です。

完成後、またしばらく冷やした水出しコーヒーを飲みながら談笑し、頃合いも良くなってきたところで、Tさんに車で西武園ゴルフ場の脇を抜けて、裏側(山側)から西武ドームに送ってもらいました。
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