日々の雑学 ●●●
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「原子力ムラを超えて」ポスト福島のエネルギー政策 を読む
2011年08月15日(月) 22:56

「原子力ムラ」を超えて―ポスト福島のエネルギー政策 (NHKブックス No.1181)「原子力ムラ」を超えて―ポスト福島のエネルギー政策 (NHKブックス No.1181)
(2011/07/26)
飯田 哲也、佐藤 栄佐久 他

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この本、とても大事な本です。

日本国民全員が知った方が良いとても重要なことが書いてあります。
必読書です。

しかし、楽しく読めたかというと、実は非常にツラい読み物でもあります。
それは文章が難しいとか、わかりにくいとか、つまらないとか、そういうことでは全くありません。

ここに書かれている現実があまりに絶望的で、暗澹たる気分になるので、ツラい本でした。

飯田哲也氏は、今やご紹介するまでも無い人ですが、再生可能エネルギー問題の第一人者
佐藤栄佐久氏は、3.11以前から東電、国のエネルギー政策に疑義を呈してきた前福島県知事
河野太郎氏は、ご存知自民党衆議院議員

それぞれ、セクションごとの執筆されていて、河野太郎氏の著述部分は、今や著名となった河野太郎氏のブログ「ゴマメの歯ぎしり」に書かれた文章の中から、象徴的な部分を再構成して掲載した形になっていて、書下ろしではありませんので記述の重複や未整理な部分はありますが、日々更新してその日に書いていた文章だからこその逼迫感、現場感があり迫力があります。

ここでは、3.11の地震を受けてのフクシマの問題が主として語られているわけですけれども、役所と政治家の産業界(そしてメディアも)が作り上げている「構造」(「ムラ」と呼んでいますが)、日本の民主主義の未成熟さ、というのは、何もフクシマの問題に限ったことではなく、整備新幹線や八ツ場ダムや長良川河口堰や有明海の干拓事業やその他もう、数え切れないくらいある、
「本当はやめた方が良いのかもしれないけど、今更やめられない」事業に共通する業病です。

何というか、日本という国は、本当に民主主義国家なのだろうか、ということを真剣に考えされらてしまいました。

メディアの責任も重いなあ、と思います。

そして私を含む我々国民も無自覚過ぎますし、未成熟過ぎます。

ますは、事実をしっかり認識して、国民的議論が必要。
政治の場、行政の場が本当の意味で国民の幸福を考えられるようになるためには、今まで使われてきたような意味での「政治改革」「行政改革」では、まったくお話にならないのだなあ、ということを覚悟しないといけないと思います。

エネルギー政策に興味のある人も無い人も、この本は是非、読んでほしいです。
とりあえずは、フクシマの問題なんですけれども、日本の現在、将来の全てのことに敷衍できる事象が語られているように思いました。
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2011年08月15日(月) 23:15 | URL | ちゃんだい #-[ 内容変更]

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