日々の雑学 ●●●
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Clown Clan
2011年12月04日(日) 22:48
Clown Clanというアマチュア作曲家集団が立ち上がって活動し始め、今日始めてのお披露目が北とぴあのプラネタリウムであったので、行った来た。

彼らのサイトはこちら。

musicaligia.jpg


菅野よう子楽曲演奏団体Thanks!Kで出会った仲間たちが集まって、自作のオリジナル曲をプラネタリウムで映像を投射しながら演奏する。

ピアノ、アコースティックギター、ヴァイオリン、フルート、シンセサイザー、カホン、ヴォーカル、というような編成。

身内主体ではあったけれど、結構な観客が集まった。

今日の作曲家の4人とは、もちろん前から面識があって、楽器を演奏する場合はどういう演奏をして、だいたいどういうタイプの音楽が好きか、ということもわかっている4人だったけれども、オリジナルの自作を聞かせていただくのはもちろんこれが始めてだ。

映像音楽に興味がある人たちが集まっているいるから、純音楽を書こうという人とはアプローチが違って当然だが、劇伴ではなく、あくまでも音楽が主体なのだが、それでもやはり、ある種のストーリーや、状況に音楽を当てる体裁になってくる。

作品は4人の個性が良く出たもので、興味深く聞かせていただいた。
作曲と言う表現行為は、美術などと違って、演奏者がいて、初めて表現が成立する。
そういう意味では、彼らの曲を演奏してみようと集まった仲間たちも素晴らしい。

「アマチュア作曲家集団」とプロフィールで宣言しているけれど、作曲を生業としていくことは至難だ。

私の後輩でも、先輩でも、普通の会社のサラリーマンとして勤めながら、プロの演奏家の演目にのぼる曲を数多く書き、いくつかは大手の出版社から自作が出版されてている知人がいるけれども、業界内で少しは名の知れた彼らとて作曲で食べて行こうとは思っていないに違いない。

そしてたまたま、私のオーケストラはいま、リムスキー・コルサコフ、ボロディン、ムソルグスキーの3人の作品を来年1月に向かって練習している。

リムスキー・コルサコフは海軍軍人を生業とし、その片手間に作曲をしていた。
ボロディンは医学者、有機化学者を生業とし、その片手間に作曲をしていた。
ムソルグスキーは陸軍軍人を目指して士官学校に入り、官僚となっている。
リムスキー・コルサコフは軍籍を離れた後にペテルブルク音楽院の教職を得、ボロディンはその道で大家となり、「ボロディン反応」という現象にも名を残している。
それに対し、ムソルグスキーはアルコール依存で、官僚としてはまともに仕事が出来ず、結局クビになってしまうのだが、だからと言って、作曲で生活できる収入があったわけではない。官吏をクビになった後はひたすら困窮し仲間の援助で食いつないでいる。
マーラーでさえも、生業はウィーン帝立歌劇場の指揮者であって、作曲は余暇を利用しての余技であった。

古今東西、作曲でお金を得ることは難しいし、他の生業について、なおかつ後世に残る作品を残した人も少なくない。

今日の4人の作曲を応援して行きたい気持ちは強いけれども、生活基盤の自立と作曲とを、どう折り合いをつけて行くかという問題は、単順に作品の優劣とは違った次元の問題が横たわっている。

私のような視点から見てしまうと、若い彼らの人生設計を含めClown Clanを見ざるを得ないわけだが、今後の活動も注目して見守って行きたいことには変わりはない。

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予告映像はこちら
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