日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
スポンサーサイト
--年--月--日(--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ↑top
遊佐未森「淡雪」コンサートでした。
2012年01月21日(土) 23:59
Vocal:遊佐未森
Bass:渡辺 等
Guitars:今堀恒雄
Drums:佐野康夫
Keyboards:渡辺シュンスケ
Irish Harp:吉野友加(from tico moon)

ここでは何度も書いていますが、ボクが青春時代から一貫して応援し続けている、シンガーの一人遊佐未森。

時々思い出して、キャッチアップしたりするシンガーは何人かいますが、常にリアルタイムでフォローしているのは、彼女だけと言っても良いかもしれません。

レコード会社との契約が無くなってしまい、オリジナルアルバムが出ないツライ時期もあったりしましたけれど、1980年代のシュワルツェネッガーがヤカンを持つカップ麺のCM曲などのちょっとしたヒットだけをベースに、固定ファンとともにコツコツとやってきています。

前にも書いたように遊佐未森はボクの一個下の学年なので、本人もファンも歳を重ねました。

しかし完全に消えてしまうこともなく、「みんなの歌」やら、「天才テレビくん!」などで、チョロチョロと露出がある状態で、細ーく長く頑張っています。

今日のライヴ会場のファン層をざっと見渡すと、遊佐未森本人も細く長く頑張っているけれど、固定ファンたちも細ーく長ーく頑張ってるなぁという印象を深くします。
若い子は皆無ではないけれど、20代の子を見つけるのは非常に困難な印象があります。

前のアルバム「銀河手帖」はボクも本人も手応えがあって、アルバムを出した翌年にも銀河手帖を冠したコンサートツアーをやり、2年間引っ張ったりしましたが、もとより毎年オリジナルアルバムが出せるほどのマーケットがあるアーティストではありません。

ファンとしては、オリジナルアルバムが出るということ自体がちょっとした事件であり、「お、出すんだ」という感じです。

マーケットサイズの問題もありますが、本人の創作能力のキャパシティーの問題もあると思っています。

デビュー当初はがちがちのプロダクションワークの中で用意された楽曲と世界観の中で歌っていた彼女。

国立音楽大学出身だから、ちょっと作曲もできますけど、という程度にアルバムには自作が収録されていることもあるという感じだったわけです。
その頃の楽曲も代表曲なので完成度高く、固定ファンは皆好きですが、その後完全なシンガーソングライターとなって以降の彼女も、歌はともかく曲の出来栄えについては、ちょっとドキドキしながらも見守って来たわけです。
創作能力のキャパシティーの心配というのは、そういう部分を言っています。
毎年オリジナルアルバムは無理だろう、とボクなんかは心配しているわけです。

今週1月18日に「淡雪」というオリジナルアルバムが出ましたが、本人もツアーパンフレット中のインタビューで吐露しているように、このアルバムは昨年の3.11が無ければ生まれなかったアルバムでしょうし、ニューアルバムに伴うコンサートツアーもなかったかもしれません。

オリジナルアルバム「淡雪」はこちら


淡雪淡雪
(2012/01/18)
遊佐未森

商品詳細を見る


このツアーは昨年12月の福岡から始まっていて、今日の東京が2公演目で、この後来週の大阪、ちょっと間を空けて仙台、札幌、金沢と予定されています。
アルバム「淡雪」をツアータイトルに冠していないのは、福岡公演がアルバムの発売日前だったからかもしれませんが、今日のセットリストや、ツアーパンフレットは完全にニューアルバム「淡雪」をフィーチュアしたものになっています。

アルバム発売前に福岡でのセットリストが今日と同じだったとは思えないのですが、今日は例えばMC前のオープニング4曲のうち3曲は「淡雪」からの楽曲でした。

大阪公演他残っていますし、詳細には覚えていないのでセットリストやネタバレは避けますが、一曲目は「淡雪」の1曲目でもある「欅~光りの射す道で~」でした。

  君と歩いた 青葉通り ケヤキだけ そのまま
  大きくなって この街を守る 手を広げ


というこの歌は、ふるさと仙台を歌ったもので、彼女の歌詞はこれまで、ネタとしてのイメージはあっても、直接特定の場所を想起させるものはほとんどなかったのですが。

しかし考えてみれば、彼女が仙台のことを歌うのは、別に3.11がなかったとしても、もっとあっても自然なことだったかもしれないと感じています。

そういう曲ですし、アルバムですが、特に気負ったメッセージソングになっているわけではなく、自然体で、どういうシチュエーションでもエヴァーグリーンな感じになりそうな曲ばかりです。
3.11がなければ生まれなかったアルバムなのは確かですが、鎮魂とか応援とか、そういう特殊な色合いがあるわけではありません。

「天才テレビくん!」に提供した楽曲を2曲アルバムに収めていることも、ポップな色合いを強めているかもしれません。

ツアーパンフレットには震災後の仙台にまつわる結構重いロングインタビューも掲載されていますが、その事実から目を背けることは出来ないけれども、そういう能書きがなくても純粋に楽しめるアルバムですし、今日のコンサートでした。

冒頭に書いた豪華サポートメンバーはそのままアルバム録音のメンバーです。

今日のコンサートはラフォーレミュージアム六本木で行われ、ここはライブハウスでもホールでもなく、多目的スペースです。
展示会などもできる多目的スペースなので、椅子も可動式のものを並べたものです。

201201210016_R.jpg

常設の小屋ではないところで、アイリッシュハープを含んだPAはなかなか難しかったと思いますが、非常に良いバランスでした。

照明も衣装も「淡雪」にちなんで白を基調にシンプルな構成。

昔の楽曲は結構凝ったアレンジのものも多いのですが、その場にない楽器や音やコーラスを打ち込みで出していたのは数曲で、本当はコーラスがあった方がいいのに、という曲もあえてシンプルなアレンジで提供しているような印象はありました。

アイリッシュハープの吉野友加さんがゲストなのは、サプライズで、ネタバレなのかもしれませんが、アルバムにも何曲も参加していますし、東京公演のみの参加ということなので、書いてしまいました。
「淡雪」には、吉野友加さんのアイリッシュハープによるインストルメンタルの楽曲もあって、今日はそれも披露してくれました。

201201210017_R.jpg

ツアーパンフレットは非常に凝った作りです
201201210004_R.jpg

震災後の仙台についてのロングインタビュー
MCでも多くを語り、18:00開演でしたが終演は21:00、3時間かかってました
しかし、多くの知人が仙台にいる彼女は、3.11後の各種アーティストの押しかけ慰問の迷惑についても聞かされていたそうで、簡単な問題ではなかった、と振り返っていました。
201201210005_R.jpg

アルバム「淡雪」のセルフライナーノーツもあるので、アルバム購入者は必携でしょう
201201210006_R.jpg

お馴染みのメンバーですが、豪華サポートメンバー
201201210012_R.jpg

メンバー紹介では、今回は珍しくドラムス佐野さんにマイクを渡して、「ドラムにカノープスと書いてありますけど」と振り、佐野さんの新しいスネアドラムについてインタビューしてました。
sanoyasuo.jpg
佐野さんも「実は今日が発売日なんです(照)」とのこと。
「新しい楽器だけれど、懐かしい音がする楽器をと思い、1年以上かけて練ってきました」

遊佐未森「皆さんスネア買ってくださいね!」というしめでウケてました。

佐野康夫シグネチュアスネアドラムについてはこちらを参照。

よほど所用が重ならない限り、毎回行っている遊佐未森のコンサートですが、今日のコンサートも格別な味わいでした。

彼女の曲は、自分で書いたものも含めて、無茶な高音の跳躍が多く、ライブならでは事故というか、音程が当たらないという瞬間も起きるのですが、今日はそつなくおさめていて、ライブ特有の危うさが全くなかったですね。
それも良かった。

ライブTシャツとか、本当に要るのか、とは思うのですが買ってしまいます
201201210013_R.jpg
201201210015_R.jpg
スポンサーサイト
別窓 | 雑感日記 | コメント:0 | トラックバック:0 | ↑top
<<Kオケ Re Start! | 日々の雑学 | 行政処分下る>>
この記事へのコメント
↑top | under↓
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

list FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
↑top | under↓
| 日々の雑学 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。