日々の雑学 ●●●
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第30回日本観賞魚フェア
2012年04月16日(月) 22:45
昨日、江戸川区の船堀タワーホールで行われていた、第30回日本観賞魚フェアを見に行った。

江戸川区は、大和郡山、愛知弥富などと並んで、江戸時代からの金魚の大生産地で、宅地化でだいぶ減ったとは言っても、まだまだ現役の金魚の養魚場さんがある。

ここのブログではあまり触れていなかったけれども、私は密かに金魚の愛好家でもある。
現在は、実際に飼ってはいないのだが、実家にいた時は、中野から、江戸川区の養魚場まで買いに行ったりしていた。

金魚の魅力を語りだせば切りがないのだが、フナの突然変異の奇形を、先人が苦心を重ねて色々な品種を作出して来た歴史の重みも面白いし、奇形であるが故なのだが、ぎこちない泳ぎ方が愛らしいという面もある。

そしてプロアマ問わず飼育家たちが、作出する見事な魚体を観るだけでも、気持ちが癒される。

日本観賞魚フェアはこのところ、船堀タワーホールを拠点に行われている。

金魚の作出を手がけている方々は、プロの方は当然だが、アマチュアの方でも基本的には売買を目的に育てられている。
よっぽど愛着のある個体は手放さないということはあるのだが、フェアに出品されているたくさんの「作品」も95%くらいは、値段とともに展示されており、売約済みのもにには、値段の横に赤いシールが貼られる。

当歳魚(一歳)であれば、将来どういう風に育つかわからないが、かなり珍しい種類でも、150円とか、せいぜい250円で売られているものが、場合によっては6桁の値が付く成魚に育つ。

元で150円が数年で15万円とか、こんなボロイ商売はない、と思ってはいけない。
金魚というのは、あくまでフナの奇形に過ぎず、品種として認定されている美しい優秀な親同士を掛け合わせても、「先祖帰り」が相当の比率で起きる。
「先祖帰り」とは、フナのようになってしまうということだ。

まず、稚魚はフナのように黒いが、成長しても赤くならずに黒いままの子がたくさん出る。
これらは、熱帯魚の餌などになる。
それから、赤くなっても魚形が、親のようにならず、普通のフナ形の和金になってしまうものが、これまた相当出る。
多くは同様に大型熱帯魚の餌になるが、運の良いものは、夜店の金魚すくいのライトを浴びることができる。
両親と同形、同色に育ってくれる個体は非常に限られている。

金魚店の店頭に並ぶ時点で超エリートなのだが、フェアに出品するような個体となると、模様の良し悪し、体型の良し悪し、凄まじい倍率のオーディションを勝ち抜いてきたものだけが選抜されてくる。

ここに出てくるクラスになると、2歳魚でも、数千円から1万円。親魚になると6桁の値段が付くわけだ。

それでも錦鯉みたいに7桁の値段が付くことはないから、趣味としては可愛いものだと言えるかもしれない。

狭い会場に並べられたぎっしり並べられた水槽は、本来その魚種を鑑賞するのにも、生息にも、快適ではない環境ではあるのだが、3日限りのイベントなので、我慢してもらうしかない。

最終日だったこともあり、会場は非常に混雑していて、なかなか思うように見られなかったけれど、久しぶりに立派な金魚たちに出会えて癒された。

よくぞここまで!という立派な個体ばかりで嘆息する。

イベントとして競りも行われており、応札するのは、来場するファンばかりでなく、スタッフ側の養殖業者さんも、この魚種でこの値段なら欲しいということで、養殖業者さんからも値が付く。
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「観賞魚フェア」と謳っていて、金魚以外の魚のコーナーもあるのだが、やはり8割は金魚の展示出品であり、実質的には、金魚フェアだ。
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総合優勝魚はこちら
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和金だが、更紗(赤白模様のこと)の入り方が見事。
裏側の模様の方がさらに美しいがなかなか逆を向いてくれなかった。
30cmぐらいあったろうか。

私が金魚飼育に興味を持っていた頃には無かった品種も多く出現しており、興味深かった。
江戸時代から続く伝統的な品種も、それもまた良し。

赤シールは「売約済み」の印
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赤白の境目がはっきりしているのが大事

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なかなか思う方向を向いてくれないが、人間の子供の頭ほどの大きさのある流金
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総合優勝は上掲の和金に譲ったが、この和金も実に美しい
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\60,000-

このらんちゅうもいいなあ
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写真は本当にたくさん撮ったので、切りがない。
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慣れない狭い水槽に押し込まれ、隠れる藻もない状態で、おそらく水の汚れを抑えるために、絶食に近い状態の3日間を過ごしたのではないか、と思われる金魚たち、お疲れ様でした。

ロビーで行われていた表彰式
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また、ちょっと金魚を飼いたくなってきた。
水槽ではなく舟形でエアレーション無しで、個体数を少なくして、丈夫な和金かコメットをベランダで飼えないだろうか。
更紗のものが良いなあ。
エアレーションの音というのは、夜は相当気になるのである。
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この記事へのコメント
できれば「子ども」ではなく「子供」と書いてほしいです。
2012年04月17日(火) 20:22 | URL | mc554 #-[ 内容変更]

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