日々の雑学 ●●●
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野生トキの孵化
2012年04月23日(月) 21:12
このブログでトキの野生復帰の話題を書いたのは、2008年9月25日の第一回の放鳥に関するエントリーだけでなく、その準備段階でもしばしばトキのことを話題にしし、またコウノトリの野生復帰の取り組みが行われている2006年にも、いずれはトキもという形で話題にしている。

そんな感じでかれこれ6年ほどに渡って、トキの野生復帰の試みについてはこのブログで触れてきているので、今回の二世誕生のニュースは大変うれしい。

2008年に第1回の放鳥が行われてから、5回に渡って、計78羽のトキが自然に放たれてきたのだが、これまで営巣やカップリング、産卵までは行っていたのだが、孵化が確認されたのは初めてのことで、自然界でのトキの孵化は実に36年ぶり。

映像で見る限り、ヒナは結構大きくなっていて元気そうなのだが、無事成鳥となって、巣立ってくれるかどうか、まだまだ心配は続く。

しかし、これまでの5年にわたる活動を、もしかすると難しいのではないか、心配して見てきたので、とにもかくにもヒナの誕生は素直に喜びたい。
これまでの、試みがやっと実を結んだということだろう。

第一ステップは突破ということだろうか。

いろいろと環境を整えてやっても、トキはやはり、繁殖力の弱い種類であることは否定できないように思う。
そういう意味でもトキは「わかりやすい」指標なので、トキに注目することそれ自体は悪いことではないと思うのだが、絶滅危惧種というのは、見た目が美しくない生物でも、他にもたくさんあって、それぞれ個体数維持や生息環境の改善に取り組んでいる人たちがいる。
あるいは、取り組まれていない種もあるだろう。

トキが成功すれば良いという問題ではなく、コウノトリ、トキと言った大型の生物はわかりやすいから、指標として注目すべきだが、たまには他の絶滅危惧種にも目を向けてもらいたい。

コウノトリもトキも、里山という人間が関与した環境で始めて生息できる生物で、人跡未踏の天然原始林で生きられる生物ではない。

人間の営みと密接に関わっているところが、トキの面白いところ、ステキなところなので、トキを一つのきっかけにして、里山自然保護という場合の「保護」は「放置」という意味ではない、という部分に着目して見てもらいたいのである。

今春も他の孵化もあるかもしれず、来年以降にも期待がかかるし、今回お親もメスが2歳でオスが3歳だから、三世というか、野生二世の誕生もそう遠い話ではないかもしれず、完全なる自然定着を宣言できる日が来ることを願う。

toki_20120423.jpg

最近は動画もすぐにちゃんと公開される
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2012年04月23日(月) 21:27 まとめwoネタ速suru

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