日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
良い時代小説が読みたい!
2012年05月15日(火) 23:59
良い時代小説がない。
実に不毛である。

山本一力、乙川雄三郎、宇江佐真理、いずれも悪くはないのだが、今一歩なのだ。
ジャンルとして専業の書き手ではないが、宮部みゆきも時代小説には一応全て読んでいる。
宮部みゆきは、私には文体が合わないようで、非常に読むのを苦労する。

いまさら、山本周五郎、池波正太郎の時代を懐かしむというわけではないし、平成には平成の、21世紀には21世紀の時代小説があるべきだろう、と思い、一応苦心して渉猟はしているわけだが、不幸なことの良い時代小説に巡り合うことが出来ない。

佐伯泰英に関しては、駄文というか、むしろ犯罪的でさえある。
あまりに稚拙でつまらなすぎる。
しかし、さすがに老舗大手出版社はなかなか佐伯泰英のものを出さないけれど、中堅、新興の出版社からは、それこそ週一ではないか、というペースで佐伯康秀が出て、本屋には山積になっているし、NHKの時代劇にもなったりしてるのだから、信じられないことだが、佐伯泰英の文章を支持する層が一定数いるということなのだろう。

私はいくつかの佐伯作品を苦労に苦労を重ねて冒頭10ページくらい読んで「こりゃダメだ」と匙を投げたのだが、妻は最初の1ページすら読みきることが出来なかったと断じていた。

大御所たちは当然のことながら、白石一郎氏も鬼籍に入り、生きている作家で次回作が楽しみという作家が見当たらない。

そういうわけで、結局のところ、もう12・3回目になると思うが、藤沢周平の「蝉しぐれ」をまたまた読み始めているのである。

冒頭のあの「空気感」はいったい何なんだろう?
香りさえ漂ってくる。


蝉しぐれ (文春文庫)蝉しぐれ (文春文庫)
(1991/07)
藤沢 周平

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藤沢周平作品を、もう一周すれば、しばらく「良い時代小説」が読めることは、約束されているのである。


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この記事へのコメント
いつも何かしらの本を持ち歩いて、移動中や昼食後に読んでいます。毎回口コミを頼りに本を選んでいるので、次回は「蝉しぐれ」読んでみます。
2012年05月16日(水) 22:21 | URL | BENI #-[ 内容変更]

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2012年05月19日(土) 06:39 まとめwoネタ速neo

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