日々の雑学 ●●●
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ガヴリイル・ポポフ
2012年06月15日(金) 22:06
ポポフって知ってますか?
ポトフではありません。

作曲家のガヴリイル・ポポフです。Wikiにはポポーフとになってます。
ポポーフでも良いですが、私はポポフとして記憶していたので、そのまま書きます。

ショスタコーヴィチとほぼ同世代のソヴェートの作曲家です。

交響曲第1番は最大の力作であると同時に問題作です。
レニングラード音楽院の学生だったときに着手し、その後数年かけて完成しています。

モダーンです。
安っぽいところは全ないです。
堂々たる交響曲ですし、民族的な要素はなく、この時代を考えればショスタコの4番以上に前衛的です。

誰とも似てないというのもポポフの大事なところかもしれません。


Symphony 1 / Theme & Variations Op 3Symphony 1 / Theme & Variations Op 3
(2004/11/23)
London Symphony Orchestra

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ずーっと唯一の現役盤だった、プロヴァトロフ指揮盤がAmazonにはなくて、ロンドン交響楽団による演奏で、私は上記の盤は未聴なのですが。

交響曲第1番は、長大は第1楽章と、緩徐楽章である第2楽章、スケルツォを兼ねてコーダに突き進むフィナーレの3楽章の体裁で書かれています。

耳に優しい音楽ではないですし、不協和音は多用されていますが、無意味なトーンクラスターになっているわけではなく、力強い大規模管弦楽の咆哮です。

モロソフの「鉄工場」とか、ショスタコーヴィチの第4番に興味のある方なら、是非ともポポフを一度聞いてみて欲しいのです。

この曲は、ソヴェート当局に「批判」されてしまうのですが、それだけポポフの持つオリジナリティが高かった証左でもあります。
「聴いたことある感じの音楽じゃない」=「ソヴェート的でない」ということかもしれませんから。

結局ポポフは命は惜しいですから、共産党を賛美する(とされている)、交響曲第2番「祖国」、第3番「英雄的」、第4番には「祖国を讃えて」と副題をつけて書きます。
6曲書いているようです。

第4番は残念ながらCDが見当たらず、聞いていないのですが、第2番「祖国」、第3番「英雄的」はCDが出ています。

この2曲も私は一筋縄ではいかないものを内に秘めたクセモノの曲だと思っていて、結構面白いのです。

たしかに第1番にアヴァンギャルド的な圧倒的な力があるのは確かですが、プロコフィエフのようにわかりやすく、心の底から転んでしまったわけではない、したたかさを感じるポポフの2番、3番です。
第1番に比べると、確かにメロディアスにはなっていますが、結構書きたいことは書いている感じがするのです。
切り捨ててしまって良い曲ではないと思っています。

力のある、重厚な音楽であることは、第2番以降も変っておらず、ポポフのオリジナリティが失われてはいないように思うのです。

Amazonにはあまりないのですが、HMVにはポポフの曲が結構あります

批判前批判後の対照的な交響曲第1番と第2番を収めた定番のプロヴァトロフ盤
popov_1_2.jpg


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2012年06月19日(火) 16:25 まとめwoネタ速neo

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