日々の雑学 ●●●
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清水真弓 トロンボーン・リサイタル
2012年07月28日(土) 23:59
昨年も聴かせていただいた、清水真弓&玉木優による、たましみずトロンボーン・リサイタル。

今年はトッパンホールで。

昨年もここに書いたのだが、清水真弓氏のプロフィールが最近若干変わったので、一応再び書いておくと、彼女はワグネルを出た後、少しの間、私と同じS響にいて、フライブルク音楽大学、ベルリン・カラヤンアカデミーなどで学び、ベルリン・フィルへのエキストラ出演などの経験を経て、オーストリアで初めての女性の金管楽器首席奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団の首席トロンボーン奏者に就任していた。
4月に南西ドイツ放送交響楽団の首席トロンボーン奏者のオーディションに合格したと言っていたけれど、今日のパンフレットを見ると、今年の秋から就任ということのようだ。

今日の演目は、
ヴィヴァルディ:2つのチェロための協奏曲
ストヨフスキー:幻想曲(Tb.玉木優)
ロゼッティ:2つのホルンのための協奏曲
山口尚人編曲:オペラファンタジー
ボザ:バラード(Tb.清水真弓)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番

今年は昨年よりもさらに磨きがかかった感じで、清水真弓の音色も美しさが増していたように思った。
昨年とホールが違うから、単純に比較できないが、「たましみず」のデュオとしての完成度も増しているように思った。
清水氏は清水氏の音、玉木氏は玉木氏の音と、それぞれの個性は際立ちつつも、アーティキュレーションや、掛け合いの間合いなど、ペアとしての有機性が向上している印象があり、デュオでリサイタルをする必然性が感じられる演奏になってきている。

選曲、編曲も非常に良かったのではないだろうか。

弦楽器を想定して書かれた譜面をトロンボーンで吹いたりするわけだが、原曲の物まねの曲芸にならず、トロンボーンの良さを正面から、がっつり捉えたアレンジ、演奏になっていたように思う。

アレンスキーのトリオは、知る人ぞ知る超名曲で、私の愛聴曲でもあるのだが、原曲はピアノとヴァイオリンとチェロのためのトリオだが、単純にヴァイオリンパート、チェロパートをトロンボーンに移し変えるというアプローチではなく、トロンボーンの特性を前面に出して、斬新なアレンジだった。
原曲はリリカルな面の良さがある曲なのだが、トロンボーンらしい思い切りの良さで吹き切る部分は吹き切る爽快感が良かった。
ヴァイオリンの真似、チェロの真似ではなく、トロンボーンとしての魅力が出ていた。
原曲とは味わいが違った感じになっているのは確かだが、それが良かったように思う。

昨年のリサイタルのことを書いたこのブログは奏者本人の目にも留まっているので、この文章も目に入るとは思うが、清水真弓は、少し音を外す箇所もあり、本来のちからが出ていないと感じる部分もあった。

私は本人の調子の問題なのか、曲が難しすぎてそうなっているのか判断付きかねていたのだが、休憩時にS響首席トロンボーン奏者のSMR氏は「明らかに疲れている」と言っていた。
終演後ご本人も体調管理出来てなかった、と言っていた。
しかしそういう瞬間というのは、アクロバティックなパッセージや、高音の細かい音などであって、白玉の音色は昨年よりもつややかで美しくなっており、全体の印象としては冒頭に書いたように昨年よりも美しい演奏になっていたのである。
そしてお2人とも、思い切ったダイナミックレンジの設定が気持ちよかった。

フライブルクに里帰り?する形になるのか、清水真弓の今後のさらなる活躍を密かに応援したい。

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4月のオペラシティでのソロ・リサイタルは完売していたのだが、今日のトッパンホールは結構空席があって、非常にもったいないことであった。
高校生や大学生にも是非聞いてもらいたい演奏会だった。
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