日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
スポンサーサイト
--年--月--日(--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ↑top
廃炉の費用は誰が払うのか?
2012年09月07日(金) 23:30
一億歩くらい譲って、原子力発電が、安全で好ましい発電方法だ、という立場にたったとして、安全に事故も故障もなく運転してきた原子力発電所、そろそろ40年を経過するものが出てくる。

世界標準では、だいたい、20年か30年で廃炉にした方が良いとされているのだが、引っ張ってきているわけだ。

3.11のこととか、いろいろなかったとしても、そろそろ廃炉にした方が良い原子炉が次々に出てくる。

廃炉という作業はとてつもなく大変な作業だ。
技術的になハードルはそれほど高くないようなのだが、時間と手間はかかる。
この廃炉にかかる費用は誰がどういう形で負担する算段なのだろうか?

日本原子力発電(株)が運営していた、日本初の商用原子炉、東海発電所は1998年に運転を終了している。
2001年3月に燃料搬出完了。
2001年12月に解体作業開始。
2013年まで放射能の監視作業を続け、原子炉本体の解体に着手するのは2014年の予定。
原子炉本体の解体撤去が終わるのは、2019年度予定ということで、工程表通りに進んだとして、20年越しの作業だ。
原子炉本体の解体は、日本ではここでやるのが初体験なので、まだ順調に行くのかどうかはわからない。

このほか、浜岡原発1、2号機が2009年に廃炉の手続きが始まっており、敦賀原発1号機も廃炉の方針が決まっている

日本の電力会社は「総括原価方式」を用いているので、発電コストに一定の利益を上乗せして電気料金を決めることが法律で許されている。
原発の建設費や、保守点検の費用などは自動的に原価に入れることができるので、電気料金として利用者から集められる。

しかし、廃炉になった原子炉は、既に「電気を作るための設備」ではなくなっているわけで、発電を終えた原子炉にかけるお金を、「原価」に上乗せして電気料金から取ることは理論上は不可能のように思えるのだが。

ここでは、使用済み核燃料の処理費用の話は敢えて触れず、とりあえず廃炉の費用だけに注目してみている。

原子力発電をするためには、当然将来の廃炉費用は「発電に必要な費用だった」ということで、原価に組み入れて電気料金で取るつもりならば、発電コスト比較にも初めから織り込んでおいてもらないと困る。

これまでの行政というのは、年金の問題でも、無駄ダムの問題でも、都合の悪いことは、小学生でもわかることでも、東大京大出の官僚は、気付かないという仕組みでやってこれたのだが、そろそろ色々、ばれてきてしまっていることが多いように思う。

どうするつもりなのか。
原子力行政に携わる方には、優秀な頭脳をお持ちの方が多いはずで、是非とも我々の不安を解消してくれる道筋を示して欲しいものだ。

もうずいぶん前に運転を停止している東海発電所
tokai.jpg
スポンサーサイト
別窓 | 自然エネルギー | コメント:0 | トラックバック:0 | ↑top
<<7連敗です | 日々の雑学 | ガリガリ君コーンポタージュ味>>
この記事へのコメント
↑top | under↓
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

list FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
↑top | under↓
| 日々の雑学 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。