日々の雑学 ●●●
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名曲紹介 ルロイ・アンダーソン「ピアノ協奏曲」
2012年11月10日(土) 22:47
ルロイ・アンダーソンは、生前「聴衆は5分以上の曲には耐えられない」という言葉も残しているし、セミ・クラシックと呼んで良いのかわからないけれども、皆さんご存知の軽い小品をたくさん書いて来た。

シリアスなクラシック作品を全く書かなかったのかというと、そういうわけでもなく、ここで取り上げるピアノ協奏曲などは、アンダーソンの代表的作品に名を連ねてもおかしくない作品だったのだが。

この「ピアノ協奏曲」は、1989年にレナード・スラットキンが復活蘇演するまで、ほとんど存在が知られていない曲だった。

1953年に初演されたこの曲をルロイ・アンダーソンは生前、自分の作品リストに入れていなかった。
おそらく、さらに手を入れようという意図があって、未完成作品という位置づけにしていたのかもしれない。
この作品リストから漏れてしまい、ルロイ・アンダーソンの死後も遺族の意向は、この曲は完成された作品ではない、という扱いになっていた。

レナード・スラットキンが未亡人を説得し、1989年にやっとこの曲の復活蘇演を行う。

ワールドプレミア・レコーディングは、エリック・カンゼルが、ウィリアム・トリット(Pf)、シンシナティ・ポップス・オーケストラとレコーディングしたこちらのテラークの盤。


American Piano ClassicsAmerican Piano Classics
(2004/03/23)
Leroy Anderson

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2006年にはレナード・スラットキンがBBC・コンサート・オーケストラと録音したこちらの盤が、NAXOSのアンダーソン曲集の冒頭を飾る形で出た。


Piano Concerto / Golden Years / Fiddle-FaddlePiano Concerto / Golden Years / Fiddle-Faddle
(2008/01/29)
Leroy Anderson、 他

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ラプソディ・イン・ブルーや、ガーシュインのピアノ協奏曲ももちろん名曲だし、リチャード・アディンセルの「ワルソー・コンチェルト」も素晴らしいが、アンダーソンのピアノ協奏曲はこれらの曲と肩を並べると言っても良い名曲だ。
1953年から1989年まで全く演奏されていなかったために、知られざる名曲になってしまったが、是非とも一度は耳にしていただきたい曲だ。
羽健さんとかが健在だったら、バリバリ弾いて欲しい曲だ。

ポップス・コンサートのような特殊な演奏会ではなくても、普通のクラシックのプログラムの中に入れても全く問題なく楽しんでいただける。

従来知られている、アンダーソンの小曲の数々とは一味違った魅力を味わっていただくことが出来ると思う。
プロ・アマ問わず、もっと普通のレパートリーに加えて欲しい曲だ。

カンゼル/トリットの演奏をここに貼っておく。
第1楽章&第2楽章


第3楽章


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