日々の雑学 ●●●
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ザ・シンフォニカ第53回定期演奏会
2013年02月10日(日) 21:17
さて、自分の本番、FAF管弦楽団、そして今日のザ・シンフォニカと、3週連続で日曜日はすみだトリフォニーホールとなりました。

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何と言っても驚いたのは、三石先生のお元気なこと。
経歴を見ると、もうすぐ81歳のお誕生日のはずですが、難曲2曲とも暗譜で振られ、青年のようなアクティブで明快な指揮ぶりに驚かされました。

シンフォニカも大健闘だったのではないでしょうか。
低弦の揃い方とか、弱音部の音の美しさや表情の豊かさなど、さすがと思える部分多々あり。

ショスタコの10番は、自分たちが演奏したときも、崩壊しそうになることがしばしばだった手強い曲です。

難を言えば、前の週に同じホールのほぼ同じあたりの席で、FAF管弦楽団を聞いているので、特に感じたのですが、打楽器に関しては、レンタル楽器の限界を感じてしまった、という風に思いました。

たろうさんとか、FAF管弦楽団に続いて2週連続でエキストラ出演されていたわけですが、大太鼓もたろうさんが演奏されていて、先週のFAF管弦楽団はたろうさんはBeckenでしたので、同じ奏者での比較ではないのですが、FAF管弦楽団の先週のPearlの深胴の大太鼓の低音の倍音の含まれ方に比べて、薄い音になってしまっていたのが残念。

単に楽器のメーカーとか型番とか言う問題ではなく、やはり毎回毎回の練習、毎回の演奏会を通じて、楽器と自分が一緒に育って行くという部分があるわけです。

鳴らす勘どころもわかって来るし、自分の奏法に呼応して、楽器も育って来ます。
楽器の欠点を消し、長所を引き出すこともだんだんに出来てくる。
単純に高い楽器にすれば良いという問題ではなく、自分たち「だけ」の、他人が触らない楽器を持つことの意味は大きいのです。

先週同じホールで聞いたFAF管弦楽団のほうが、打楽器の音色という部分に関しては上回っていたのは確かです。
hidemaro氏のこだわりも、少し異常なところはあるのですが、その執着が何かを成し遂げている部分は確かにあるように感じました。

団の打楽器を所有するかどうかは、練習場がジプシーにならざるを得ない、自主運営のオーケストラにとっては、非常に大きな分かれ道です。

もちろん楽器を持つに越したことはないのは重々承知の上で、割り切っている部分もあると思いますが、Pauker氏はじめとする、シンフォニカの打楽器陣の演奏が、レンタル楽器のクオリティの限界に突き当たってしまっている感じは否めないのが残念です。

今回は残念な事情でWoody氏が急遽出演できなかったので、団員の打楽器奏者はPauker氏だけで、他はエキストラの方だったわけですが、ティンパニや大太鼓だけでなく、他の楽器ももっと良い音するはずなんだけどなぁ、と思って聞いておりました。

私と同年のPauker氏とは長い不思議な縁で、50年の人生のうちの40年近く、中学生のときから彼の演奏に接してきているので、私の知っているPauker氏はもっと深い音がするはずだ、と思っているのです。

例えば、第2楽章の最後の方の274小節、280小節などは、オケの管楽器Tuttiの厚みをティンパニ1人で答えるわけですが、厚みというか、重みが物足りなかった感はありました。

レンタルにしても、一度、Pauker氏にはADAMSを試してみて欲しいところですが、PPにはシンフォニックモデルしかなく、普通のバランスアクションのプロフェッショナルモデルがPPにはないので、その辺も難しいところなのかもしれません。

ちょっと打楽器の楽器の問題ばかりに偏った評になってしまいましたが、演奏そのものについては、どなたかきちんと書いてくださると思いますので、私のブログの切り口としては、自分が一番印象深く感じた点なので、仕方のないところです。

しかし、今のウチのオケだと、ショスタコ10番、どれくらいのものが出来るんだろう?と、ちょっとまたわくわく感も出てきましたが、現行の指揮陣だと、なかなかロシアものというか特にソヴィエトものが演目にあがりにくいかもしれません。

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2013年02月10日(日) 23:06 バスーン♪の杜

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