日々の雑学 ●●●
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ウォルフガンク・サヴァリッシュの訃報
2013年02月24日(日) 22:28
89歳というお歳であったし、体調を崩されて指揮活動を引退されてからだいぶ経っているので、確かに「残念」なのだが、「残念」という言葉で表現してみても、何が「残念」なのだろうか? と自問している。

サヴァリッシュの存在は世代にもよるだろうが、私の年代の日本人にとってはクラシック・オーケストラのワールド・スタンダードを教えてくれる偉大なる師であったように思う。

ピアニストとしてN響のメンバーと演奏してきた室内楽のピアニスト、リートの伴奏ピアニストとしての業績については、私は語れるほど接していないので、他の方に譲りたい。

カラヤンもバーンスタインもチェリビダッケも、偉大なありがたい存在であったし、実演には足を運んだけれども、彼らは非常に遠くから来る人たちであった。
サヴァリッシュは偉大な存在であったけれども、もっともっと近くにいた存在だった。

もう、サヴァリッシュのタクトによる新しい演奏に接することが無理なことは、2006年に引退を宣言されたときからわかっていたわけだから、今日の訃報に接しての「残念」な感じ、というのは、もう演奏に接することができない残念感というよりも、昔の担任の先生の訃報に接したような残念感に近いかもしれない。

多分に自分の青春時代の感傷を含んだ味がする。

サヴァリッシュが初めてN響の指揮台に立ったのは、1964年のことであり、それから途切れることなくN響との感関係が続いていた。
1967年に名誉指揮者になり、以来、飾り物の肩書きではなく、関わり続けてきたことになる。
音楽監督というポジションでこそなかったのだが、デュトワやアシュケナージ以上に深くN響のオーケストラ育成に寄与してきたことは間違いないだろう。

バイエルン国立歌劇場や、フィラデルフィア管弦楽団との活動については、語れるほど実演や録音に接していないので、これも他の方に譲りたいと思う。

N響との数々の名演を聞かせていただいたことにあらためて感謝をしたい。

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