日々の雑学 ●●●
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「エドワード・コナーズ」
2013年04月02日(火) 23:37
昨日入手した「聴いて学ぶアイルランド音楽」には「エドワード・コナーズ」という曲が紹介されている。

詞は9連からなるのだが。

正直なアイルランド人たちよ、しばらく耳を貸してくれ
翠の島を離れて移民しようと思ってるおまえらのことだ
おれがこれから言うことを、心のうちに焼きつけておけよ
故郷を離れれば、見捨てられるだけだってことを

おれが名はエドワード・コナーズ、この名を捨てられるはずもない
ボーグルノンの近くで幸せに暮らしていた
これから話すが、その農場を売っちまったのが一代の失敗
そうしてアメリケイへと船出した、シャムロックの岸を離れたさ

というのもおれはだまされたのよ、2、3、年前に
カナダにわたったやつらが送ってきた手紙でな
やつらはカネをたんまり稼ぎ、王様のような暮らしをしているというのさ
そしてシャムロックの国に住んでるおれたちがかわいそうだと笑うのさ

ある船の切符を買った、ケベック行きの船だ
航海用の品物を買うとカネはいくらも残らなかった
だけど向こうへつけばひと財産かせげるはずと思っていたのさ

海に出た3日もたたないうちに嵐がやってきた
船は大揺れに揺れて、おれたちはたたき起こされた
おれたちの食糧は台無しになった上、流されちまった
ああこんなことなら、シャムロックの国にいればよかったと悔やんだよ

海に出て9日目には食べ物はなくなった
まわりは何もない海ばかり、逃げるところもない
さいわい船長が親切で、食べ物をくれた
さもなきゃ、海を渡りきる前に、飢え死にしてたところ

そうしてケベックへ着いた時、おれたちが眼にしたのは何だと思う
アイルランド人の男が300人から集まっているのさ
それもみんな哀れにも施しものをくれという
ほんの少しだったが、分けられるものは分けてやったよ

3週間、おれたちはケベックの町にいた、仕事がないかと探したさ
カネがどんどんなくなってゆくのが心配になった
カネがあるうちは寄ってきた友だちが、なくなると消えちまったからだ
こんな友だちなんて、シャムロックの国じゃ見たことない

おれたちはすっからかんになるまでケベックで粘った
なにか働き口が見つかるんじゃないかと思ったが、何もなかった
あそこじゃ、そんな人間はほかに何百人といた
みんなシャムロックの国にいればよかったと何度も願ったもんさ

だから遠い異国に行こうと思ってるんなら
カナダだって故郷と同じってことは覚えておけよ
大波さかまくわだつみをわたる前に
シャムロックの国でしあわせに暮らせるってことを忘れるな




「聴いて学ぶアイルランド音楽」の付属CDにもAndie Irvineの歌う「エドワード・コナーズ」が収録されている
andy_irvine.jpg

こういう曲は多く、典型として紹介されているわけだが、アイルランド音楽を楽しむ上で、詞の内容をそんなに深刻に受け止めなくても良いとは思うのだが、アイルランド人同士には、共通理解のうえに成り立っているのだろう。
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