日々の雑学 ●●●
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吉村昭 著「高熱隋道」
2013年05月07日(火) 23:16

高熱隧道 (新潮文庫)高熱隧道 (新潮文庫)
(1975/07/29)
吉村 昭

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吉村昭の小説の読み返しも、歴史小説部門は一巡し、いわゆる工事モノ、プロジェクトものに入ってきた。

「高熱隋道」も印象深く、何度も読んだ作品で、5読目くらいかもしれない。

吉村昭の小説は戦史小説という括りで括ることのできる一郡の小説が存在するが、その中でも出世作の「戦艦武蔵」、「零式戦闘機」などは、内容、趣旨から言うと、「戦史」というよりも、「工事モノ」「プロジェクトもの」という面で理解した方がわかり安い。

ライト兄弟に先立って飛行機の研究をしていた二宮忠八を描いた「虹の翼」もそうかもしれないし、胃カメラの開発を描いた「光る壁」なども、そのジャンルに分類できるかもしれない。

「高熱隋道」と同じトンネル工事を扱った「闇を裂く道」も同様だろう。

「高熱隋道」も何度も読み直した作品だが、黒部渓谷の大自然との戦いは壮絶である。

これも、戦時下でなければ、実行されていない工事なので、戦争の影響下にはあるのだが、人間と自然の相克の下で、人命というものが、あらかじめ損耗する予算として計上されている異常な世界が描かれていく。

読んでいるだけで熱くなってくる小説である。

次は「闇を裂く道」を読むかなぁ。


闇を裂く道 (文春文庫)闇を裂く道 (文春文庫)
(1990/07/10)
吉村 昭

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