日々の雑学 ●●●
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映画「風立ちぬ」と「パシフィック・リム」
2013年08月15日(木) 22:17
今日は午後ずっと、映画館にいました。

「風立ちぬ」と「パシフィック・リム」のダブルヘッダー。

どちらも楽しみました。

比較はできないですが、もう一度見たいのは「パシフィック・リム」かも。

<<<以下 ネタバレ含みます>>>

「風立ちぬ」はちょっと意外だったのは、堀越二郎が9試単座戦闘機(後に制式化され、九六式艦上戦闘機)のテスト飛行に成功するところで、本編上の航空機開発の話は終わっていて、零式戦闘機はラストの夢の中のシーンにしか出てこないこと。

9試は1935年のことなので、その後の10年間をあえて描いていない。

これは意図的なことなのだろうが、航空機関係者だけに神格的に知られている堀越二郎を、一般の人にも知ってもらいたい意図で描いた、と宮崎駿は言っているのだが、先の大戦と堀越二郎を描く上で、1936年~1945年の10年間と零式戦闘機の話をスッパリ割愛してしまうのは、少し奇手に出すぎている感はあり。

それと、宮崎駿が、ジャンニ・カプローニのファンであることは承知しているが、堀越二郎と結びつけるには無理もあるように思う。

映像的には、昭和前半の農村の美しさを描きたかった、と宮崎は言っているのだが、これは実に美しく狙い通り、見事に描かれていたように思う。
この映画、とにかく風景と風物が良かった。
風景や小道具、汽車や家や店の様子を楽しむべき映画、のようにも感じた。

戦闘機が大好きで戦争が大嫌いな自己矛盾を抱えた宮崎駿が、この作品を通じて何を描きたかったのか、すぐに伝わる映画ではない。

戦争の悲惨さをことさら強調するシーンもないし、反戦を前面に打ち出しているわけでもない。

話題の喫煙シーンについては、これは当時の雰囲気を描く上では、絶対必要な演出で、他の方法では代替できるものではない。
私が子どもの頃までは、列車内も禁煙ではなかったし、私が社会人になった頃の昭和60年でさえ、オフィス内というのは、喫煙の煙でフロアの向こうが霞んでいた。

違和感を感じた人は多いようなのだが、その違和感こそ、製作者の狙いである。

庵野さんの声は心配したほどではなかったwというか、ちゃんと実直、朴訥な青年の声に聞こえていた。
ラブシーンとかは、庵野さんがしゃべっているのか、と思うとこちらが恥ずかしくなってしまう部分はあるのだが、声自体が「堀越二郎」にハマっていない、というわけではなかったように思う。
いろいろな人を試した上でのことで、単なる話題づくりという起用ではないように思う。

kazetachinu.jpg


さて、続けて向かいの部屋で見た「パシフィック・リム」は実に爽快な映画だった。
カイジューと巨大ロボットの徹底したプロレスは、レーザー光線などの電子的な飛び道具が出てこない徹底した肉弾戦の連続。
つかんでは投げ、つかんでは投げ。

そんな特撮や、カイジューもイェーガーの存在感をも、完全に食ってしまった芦田愛菜の恐ろしさが際立つ作品であった。
芦田愛菜の登場シーンはごくごく短いのだが、完全に主演:芦田真菜という印象を残す映画であった。

しょこたんこと中川翔子が一昨日のTwitterで
中川翔子 @shoko55mmts
パシフィックリム最高!!脳から中2汁がほとばしる気持ちいいwwww特撮、エヴァとか進撃の巨人とかガンツとか怪獣とか巨大ロボとかそうゆうだいすきな世界を全部混ぜしたみたい!!!

と言っているのだが、まあそういう感じだ。

pacificrim.jpg

「パシフィック・リム」は林原めぐみ、杉田智和、玄田哲章、古谷徹、三ツ矢雄二、池田秀一、浪川大輔といった、日本人声優陣による吹替え版を以って「正式版」である、と期待する海外ファンも多いらしい。
なぜ「マニアック」と思われる「パシフィック・リム」の上映で、字幕よりも吹替えでの上映館が多いのか、不思議だったのだが、確かに吹替え版でも見てみたいと思った。

「アベンジャーズ」を見たときも思ったのだが、なぜか司令官は黒人じゃないと格好がつかない感じがするのはどうしてなのだろう?
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この記事へのコメント
私は大いに違和感を感じた一人です。
大げさに言えば、この映画を台無しにしたともいえるかも。
それほど、見ていてマッチングしなかったなあ。
久々に見た映画で、心地よかったけど、あの声だけは受け入れられません。
2013年08月16日(金) 22:48 | URL | ockey #-[ 内容変更]

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