日々の雑学 ●●●
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小泉純一郎、脱原発一直線
2013年09月29日(日) 23:41
koizumi.jpg

今日の朝日新聞に以下の記事が出ている

小泉純一郎元首相とみんなの党の渡辺喜美代表らが27日夜、都内で会食した。
同席者によると、小泉氏は「安倍首相には勢いがある。
首相が脱原発を決めれば前に進むのに、残念だ」と語るなど、脱原発の話題で盛り上がったという。

 小泉氏は「脱原発は政治がリーダーシップを発揮しないと進まない。
自分は数十年後には死んでいて、原発のない日本は見られないかも知れないが、それをするのが本物の政治家だ」と語った。
また、今年8月にフィンランドを訪れ、高レベル放射性廃棄物を地下に埋めて10万年かけて無毒化する核廃棄物最終処分場「オンカロ」を視察したことに触れて「フィンランドには原発が4基しかないが、日本には50基もある。
いますぐ止めないと最終処理が難しくなる」と即時原発ゼロを訴えた。


と出ていて、全くその通りなので、正論過ぎて反論出来る人がいるのだろうか、と思う。

最終処分場を地元の合意もきちんと取り付けて、実運用を開始しているのは、フィンランドのこのオルキルオトの「オンカロ」だけである。

原発立地でさえ、多額の交付金で顔をはたかなければ、引き受け手がないのだが、何万年ものリスクを背負う最終処分場を引き受ける地域が日本のどこかに現実問題あるだろうか?

米軍基地だって、沖縄から移せずにいるのに、その無限大倍危険な施設で、しかも何も恩恵の得られない施設だ。

今のところ、日本では使用済み核燃料は、「再利用」するというプランなので、核廃棄物ではなく、燃料候補なので、各電力会社は「資産」として扱っていて、「廃棄物」だとはみなしていない。

しかし、もし再処理とプルサーマルが奇跡的に上手く行ったとしても、核廃棄物が消えてなくなるわけではない。

どこかに最終処分の筋道はつけておなかればならないのだが、俎上に乗せるのが、あまりにも怖ろしすぎて、真正面から取り上げるのを避けている。

小泉純一郎指摘している通り、フィンランドは4基の原発に対しての「オンカロ」を作ったわけだが、日本には50基あるわけだ。

onkalo.jpg

格廃棄物は、10万年保存する必要がある、ということで、今後10万年以上、動かないであろうという地層を見つけて、フィンランドは最終処分場の適地としてオルキルオトを選んだわけだが、そもそも日本列島は出来てから2万年しか経っていない。
この世に現れて2万年の国土に、10万年動かない地層を見つけられるものなら見つけてきて欲しい。

日本やフィリピン、インドネシアといった、大陸の周縁にある弧状列島は、プレートとプレートの境目にマグマが噴出して来るから、そもそも国土が出来ているのである。

マグマが噴出し造山運動が激しく活発=火山が爆発し、地震が多発するから、国土が出来ているのである。

安定したプレートに乗っている大陸の国と、原子力の扱いの困難さは同列には語れない。

しかし、小泉純一郎もあれだけ長い期間首相をやっていながら、日本の安全保障と経済活動の根幹であるエネルギー政策に、一瞬たりとも思いを馳せることなく勤め上げたのだ、ということを自らカミングアウトしていることになるわけで、恥ずかしいことなのだが、本人はさも、他人事のように達観して、コメントいているわけだが、この問題は、彼が現役の首相だった時から、普通の脳みそを持っている人が、10秒でも考えれば自明の問題とわかることで、3.11やフクイチ事故があろうがなかろうが、気付いていてくれないと困る問題なのだ。

フィンランドのオンカロを描いた「100,000年後の安全」というドキュメンタリー映画(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア)があるのだが、監督のマイケル・マドセンが映画製作のために専門家に取材したなかで、「『オンカロ』を掘ってはいけない国はありますか?」と聞いたところ、その専門家は即座に「ニッポン」と答えたそうだ。
3.11のはるか前の話である。
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