日々の雑学 ●●●
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千葉県里山基本計画の説明会でした
2013年12月18日(水) 23:10
千葉県農林水産部森林課が「第3次千葉県里山基本計画(案)に関する意見募集について」ということで、パブリックコメントを求めているので、今日、特別に森林課の方に来ていただいて、千葉県内の里山関連団体のメンバーが集まっての説明会をしていただきました。

なかなかお役所というところは、むずかしいものだなあ、という感想。
行政の方々自身もやりたいようにやれないストレスを相当感じているんじゃないか、という所感を新たにしました。

里山基本計画(案)は、集まった皆さんの意に適うようなものになっていない部分も多く、私自身もずいぶんと不満を述べてしまいました。

林政課がタッチできる部分としては仕方がないことなのですが、里山の「森林」の部分のことにしかスポットが当てられておらず、谷津田の耕作放棄地など「農地」の問題には立ち入れず。

さらに、千葉県でも県南部が抱える里山林の問題は、もう待ったなしの状態で、野生動物による農業被害の問題も深刻です。

千葉の里山は、前にもここに書いたのですが、谷津田という特徴的な地形があって、水辺と斜面林がセットになり、また里地、里海との密接な連関もあって、深い深山奥山が控える他県とは全く違います。

なんと言っても他県との境に、山を持たないのは、一県一島の北海道・沖縄を除けば、全国に千葉県だけなのです。

その千葉ならではの里山のあり方にもう少し踏み込んで欲しいところなのですが、なかなか難しい。
農地や宅地、企業所有地は林政課の守備範囲外ですから、「われわれの思う里山」を包括的に言及することができない、という縦割り行政の見本のような形になっております。

里山の問題は、千葉のみならず、全国的な問題だと思いますが、10年前とは全く別な局面に入って来ていて、そろそろ昭和30年代のエネルギー革命前の里山を暮らしの場として実際に使っていた経験をお持ちの世代の方が、亡くなり始めようとしています。

外国の企業や個人(とりわけ中国ですが)が日本の土地をどんどん買っています。
あるいは、外国の企業・個人の意を受けた日本企業・個人の名義で買われています。

山林が林業的な価値が無くなって手入れができなく荒れている、と嘆いていた時代はもう終わり、手入れどころか、所有さえも維持できなくなって来ています。

気がついたら、四国四県分くらいの面積の国土が外国人の所有になっていた、というような現実が目の前の問題として迫っているのですが、危機意識がどれくらい共有されているのか? 
あるいは善良なる方であれば外国籍の個人・企業でも構わないというコンセンサスが国民に周知共有されているのであれば危機ではないのかもしれませんが。

国防で国土を守るのも大事ですが、日本人の土地は、今どんどん失われているのです。

「美しい国」という本を書き、「日本をとでぃもどす」と連呼していた方は、どういう日本をとでぃもどしたいのか?

・・・というような話は、千葉県の林政課の方に言っても仕方ないので、国土云々の話はしませんでいたが。

今日、口頭でも意見は言いましたが、ちゃんとパブコメの書式に従っても書かないといけないといけません。

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