日々の雑学 ●●●
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Peter BOYERという作曲家のこと
2014年02月28日(金) 23:39
今日のNaxosジャパンのTweetでアメリカの現代作曲家でPeter BOYERという人の作品を初めて知ったのだが、非常に魅力的である。

わかりやすいこと、オプティミスティックなこと、それ自体が、すなわち低級である、という判断基準がありはしないか?という点を、現代の絶対音楽(商業音楽でない)の作曲を生業にしている、あるいは演奏しようとする「専門家」の方たちに問たいのである。

もちろん私も、オッフェンバックやアーサー・サリヴァン、あるいはアルバート・ケテルビーの音楽しか、この世に存在しないとなったら、多いに落胆するけれども。

いろんなものが提供され、演奏されて良いと思う、その中のひとつとして、ピーター・ボイヤーの作品に期待したい。


ピーター・ボイヤー:交響曲 第1番 他ピーター・ボイヤー:交響曲 第1番 他
(2014/03/26)
ピーター・ボイヤー

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このアルバムは来月発売なので、まだ入手できないのだが、Naxos Music Libraryに加入されている方は既に聴く事が出来る。
http://ml.naxos.jp/album/8.559769

このアルバムのレコーディング風景とインタビュー


Naxosの新譜紹介から「祝典序曲」途中まで


boyer_sym1.jpg

現代音楽は難解でなければならない、という風潮に、前々から大いに反発を感じているのだけけれど、一聴して感銘を与えられることの価値は過小評価されてはならないと思う。

インタビューの中で「ジョン・ウィリアムスやレナード・バーンスタインの影響を大いに受けた」と笑顔で語るピーター・ボイヤーは、楽観的な音楽を書く、信念があるようなのだ。

現代音楽の世界(本当は30年も経ったら現代音楽ではないんだけど)は、特に1945年の大戦以降は、ソビエト連邦の作曲家たちを除くと、悲劇的なテーマを扱った作品が多くなる。

悲しみや怒りを表すには、不協和音は使いやすいし、聴いている人が不快な気分になっても、「それを表現したかった」と開き直ることが可能で、負のテーマを扱った作品には逃げ道がいくらでもある。

しかし、喜びや楽しさを表す音楽も、我々は欲している。
現代音楽の提供者も社会に提供する義務があると思っている。

喜びや楽しさを感じさせる音楽の方が、作るのは難しいのではないかと思う。

先般、日本で問題になった作品の件も、長すぎることと「HIROSHIMA」というテーマ性を押し付けることが気に入らなかったけれども、作品の方向性自体を否定する気はなく、事件発覚前も発覚後も変わらない。

今回のロンドンフィルとの録音の数年前、同じアビー・ロード・スタジオなのだが、ロンドン交響楽団とのセッション風景もある。


こちらのアルバムの録音風景と思われる

Music of Peter BoyerMusic of Peter Boyer
(2007/07/03)
London Symphony Orchestra

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次の交響曲が書かれるのが楽しみ、という感覚、存命中のショスタコーヴィチにはあっただろうし、私の世代はアルフレッド・リードに対してはあったけれども、そういう存在が欲しいのである。
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