今日は早稲田大学交響楽団の第194回定期演奏会でした。
寺岡清高先生を指揮に迎えて、
ブラームス:大学祝典序曲
ブラームス:交響曲第3番
ブラームス:交響曲第2番
アンコールにブラームス:ハンガリー舞曲第6番
というプログラム。

弦楽器が立派な響きになっていて驚いた。
バイオリンもそうだが、チェロバスも非常に良く鳴っていた。
それに比すると、3曲でメンバーは入れ替わっているはずなのだが、管楽器はちょっとチグハグした印象が3曲ともに、散見された。
今シーズン聞きに来るのは、初めてではないので、今日突然そういう印象を抱いたのは、曲のせいなのか?
管楽器の自パート内の、音色、音形、が不揃いなときがあるので、倍管にしているのだけれども、音量というよりも、フレーズにセクションとしての力が乗らないので、表現力が線が細くなっていた印象。
各人は上手なのだが、セクションとしての表現に繋がっていない。
ブラームスの「小節の頭がどこだかわからなくなる部分」は総じてヒヤヒヤだったが、何とか乗り切ったという感じ。
2番より3番の方が難しく、当然苦戦していたのは、予想通り。
とはいえ、強いて言えばという話であって、よく鳴るオケに育って来ている。


おそらく、来週のプログラムの方が、自分たちの音楽が出来るのではなかろうか。
打楽器のことは、直接伝えたので、ここでは触れないが、ティンパニ、大太鼓ともに、楽器が購入時よりも良く鳴るようになって来た印象がある。
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