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藤沢周平「霧の果て~神谷玄次郎捕物控」
2014年04月13日(日) 21:39
4月からのNHKのBS時代劇は、藤沢周平の「霧の果て~神谷玄次郎捕物控」を原作とした「神谷玄次郎捕物控」が始まっている。


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(2010/09/03)
藤沢 周平

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ドラマ化できそうな藤沢周平作品はやりつくしてしまったかのように思っていたのだが、これが残ってたか、という感じ。

Wikiで調べてみると、過去の東京12チャンネルとフジテレビでドラマ化されたことがあるらしく、今回が3度目とのこと。

神谷玄次郎の人物造形はちょっと投げやりであり、正義感は強いけれども、奉行所というお役所仕事には、斜めに構えたところのある人物である。
北町奉行所きっての自他共に認める怠け者というキャッチになっている。

藤沢周平は海外のミステリーを読み尽くしており、海外の刑事モノのミステリーを彷彿とさせる捕り物帖がいくつかある。

彫師伊之助のシリーズもそうだけれども、この神谷玄次郎もハードボイルド・ミステリー捕り物帖である。

第1週目を見逃してしまったのだが、今日の放送はしっかり見せさてもらった。
手下の銀蔵に中村梅雀を配した安定感の上で、神谷玄次郎には「ボウケンンジャー」でレッドをやり、「梅ちゃん先生」で恋人役の医学生松岡くんをやっていた高橋光臣が主人公。
脇役や一回だけ登場では時代劇の経験はあるけれども、主人公としての時代劇ははじめてのようなのだが、原作の神谷玄次郎のざっぱくな雰囲気を非常に上手く出している。

出ている俳優さんには失礼な表現かもしれないが、ネームとして話題になるような俳優さんを起用しているわけではない、と言えると思うけれども、役者のネームバリューに寄り掛からない、正統派の時代劇づくりが成功しているように思う。

お津世役も大事な役なのだが、中越典子を配している。
これも名前でキャスティングすれば、もっと話題の女優さんを置くことはできただろうが、あえて中越典子であることが、いい感じになっているように思う。

中村梅雀はさておき、この人が出ているなら、内容はともかく見てみたい、というような俳優さんを起用していない、という意味である。
高橋光臣の髷げ姿に既視感がなくフレッシュなのが吉と出ているのかもしれない。

そして橋爪功のナレーションがこれまたいい感じに全体を締めている。

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