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KAWADE夢ムックの「伊福部昭」 貴重な内容満載!
2014年06月06日(金) 23:41
先日の5月31日は伊福部昭先生の100回目の誕生日であり、東京交響楽団による記念演奏会などもあったのだが、河出書房から、思いもよらぬ貴重なムックが出た。


伊福部昭: ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)伊福部昭: ゴジラの守護神・日本作曲界の巨匠 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)
(2014/05/31)
片山 杜秀

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生前に自叙伝を編む予定で行われた、未出のインタビューが掲載されている。

聞き手は片山杜秀氏であり、この部分だけでも十分単行本に出来る内容である。

その他にも片山杜秀氏による、
正統で異端----「3.11」後のための伊福部昭入門
は、今現在、伊福部昭をどのように捉え、位置づけるか、示唆に富む内容で、これも読み応えがあった。

生誕100年を迎え、これほどの高揚感をもって回顧される作曲家が今後の日本に現れるのか?
2030年には武満徹も生誕100年を迎えるわけだが、果たして伊福部ほどの実演や回顧が行われるのか?

武満徹作品の演奏頻度は、客観的に調べてもらいたいことなのだが、明らかに生前の方が頻繁であり、死後の方が稀になっているように思う。
芸術的な品位という点では、武満徹の方がはるかにハイセンスであることは私も認めるところだが、私が重きを置くのは、アマチュアや一般大衆をも含めた、マーケットとしての需要があるかどうか、が、作品の「真価」であることは、否定できないだろう、という点だ。

伊福部など、怪獣映画の作曲家だ、過去の作曲家だと言われる専門家の方も大勢いらっしゃる。

しかし、聞かれ続ける、演奏され続けるということ以上に真価を図れるバロメーターがあるとは思えない。

生誕100年を過ぎても、伊福部作品は忘れ去られることはないだろう。

このKAWADE夢ムックの「伊福部昭」、すべての音楽ファンに読んでもらいたいし、音楽の真価とは何か、を今一度考える契機にしてもらえたら、と思うのである。

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