日々の雑学 ●●●
日々、ふと思ったことを書いていきます。   ・・・千葉ロッテ・マリーンズ、菅野よう子、再生可能エネルギー、自然環境、里山、棚田、谷津田、日本近世史、歴史小説、時代小説、クラシック音楽、・・・などなど。
スポンサーサイト
--年--月--日(--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ↑top
プロコフィエフ交響曲第5番の名盤とは?
2014年08月25日(月) 23:59
いま、プロコフィエフの交響曲第5番を練習してることもあり、従来の手持ちCDに加えて、近々の名盤はないものか、といろいろ調べてみた。

結論としては、いろいろな紹介サイトで一致した見解のようなのだが、
プロコフィエフの第5番は、
「あれだけの著名曲ながら、決定盤と呼べる録音が存在しない」
らしい。

私が従来から持っていたのは、「CD黎明期」に¥3800くらいで買った、
バーンスタイン/イスラエルフィルのもの
proko_berstein.jpg

ロストロポーヴィチ/フランス国立管弦楽団による交響曲全集の中のもの
proko_rostro.jpg

それと、主として「歌唱入りキージェ中尉」目的で買った、小澤/ベルリン・フィルのもの
proko_ozawa.jpg

の3点であった。

ロストロポーヴィチの全集は、発売当初から値段もお手頃だったこともあり、プロコフィエフの交響曲をこれ以上揃えたいという思いもなく、これだけで満足していたのだが。

今回、「決定盤はない」と言われつつも、その中でも「まだマシか」と評されているいくつかの盤を入手してみた。

そもそもCDで入手できる現役盤がすごく少ないのだが…

まだ、サンクトペテルブルク・フィルがレニングラード・フィルだった時代に若き日のマリス・ヤンソンスと録音したもの
proko_jansons.jpg

それと、これは日本では品切れで、アメリカAmazon(Amazon.com)に出品されていた、中古盤。
盤の代金は$1、送料が1700円くらいのもので、4日ほどで届いた。
ジャン・マルティノン/フランス国立管弦楽団の全集の中のもの
proko_martinon.jpg

どれも古い録音ばかりだが、ショスタコーヴィチの交響曲と違って、1990年以降、あまり新録音自体が出ていないように思う。

実演では、1番、5番、7番以外の交響曲も耳にする機会が増えたように思うプロコフィエフだが、録音の世界では、エアポケット的に、新録音に恵まれていない曲なのかもしれない。

第5番だけを単独で録音・発売する、ということが却ってマーケティング的に難しくなったご時世も反映しているかもしれない。

ロシアのオケによるものが、ヤンソンス/レニングラードのものしかないのも象徴的なのかもしれない。

プロコフィエフの第5番という曲も、作曲の動機としては、第二次大戦の戦意高揚音楽に他ならないのだが、この曲にテーマ性を求めることは不毛のようにも思う。

プロコフィエフの5番は音楽そのものとして、優れているのであり、音楽以外の何かを表そうとしているわけではない、と捉えてはいけないのだろうか?

純音楽は純音楽であれば良く、音楽以外の何かを表現しなければならない理由などそもそもないのであって、もっと踏み込んで言えば、音楽以外の何かを描写、表現していないものの方が、ある意味優れていると評されても良いはずなのだが、この曲に関しては、マーラーの交響曲の青春やら死、ショスタコーヴィチの交響曲の持つ様々なテーマ性などを前にしてしまうと、何か戦争やら人間ドラマやら生と死の問題やらとの絡みで説明できない音楽を、扱いかねるように、放り出されている印象がある。

もとより、ブラームスの交響曲は、「何かを表している」などと説明出来なくても、その価値は何も減ぜられるものはないわけだが、近代の交響曲は「何かを表していて欲しい」という無意識の意識が、演奏者にも、聴衆にもあるように思える。

この「何かを表しているか」問題は、直近世間を大きく騒がせた、某交響曲の問題とも通じる大きな問題なのだが、その話はまたの機会に。
スポンサーサイト
別窓 | クラシック音楽 | コメント:0 | トラックバック:0 | ↑top
<<投打ともに全く振るわず | 日々の雑学 | 唐川7回零封でやっと今季2勝目>>
この記事へのコメント
↑top | under↓
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

list FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
↑top | under↓
| 日々の雑学 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。