日々の雑学 ●●●
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谷津田保全の活動協定に向けて地権者さんに説明
2014年09月04日(木) 23:26
今日は、千葉市環境保全課と一緒に、私たちがいつも活動している谷津田の地元の地権者さんのお宅4軒まわらせていただき、谷津田保全のための活動協定締結に向けてのご説明をさせていただきました。

私が関わる前から、10年以上この谷津田で活動して来ているので、地元の地権者さんとも、だいぶ私たちの活動についてご理解をいただけて来た印象はあります。

私たちの活動は、谷津田でお米づくりをしていますが、米づくりが目的ではなく、あくまで生物多様性の保全が目的で、米づくりは手段でしかありません。

「耕地整理」という言葉があります。

用水路と排水路と田んぼの圃場に高低差をつけ、水を抜いて農業機械が入れるように耕地整理は行われます。
農業を本格的にやろうと思えば、今どき手植え手刈りで稲作などやることは現実的ではなく、耕地整理の行われていない田んぼは、農家さんから見れば、とてもやりきれないのが実情です。

米どころとして盛んなところほど、きちんと耕地整理されていますから、実は田んぼの生きものにとっては住みやすい環境ではありません。

私たちが活動している谷津も本流の谷津は、耕地整理されており、田んぼと排水路の関係はこのようになっています。
<耕地整理され、乾田化された水田>
2014_0904_shimoohwada_0012_R.jpg

田んぼと排水路の水面の高低差は、1メートル以上あります。
こういう環境になってしまうと、田んぼを棲家としていた、多くの生きものが生息することができません。
この写真を撮っている瞬間にも、足元からカワセミが飛び立ちましたので、魚がいないわけではないのですが、田んぼと水路を自由に行き来出来る環境が大事です。

絶滅危惧種となっているニホンアカガエルにとっても、産卵をする2月に田んぼに水が溜まっていないと、棲めませんので、このように秋から冬に水が抜かれる田んぼは、ニホンアカガエルの姿は見られなくなります。

私たちが活動させてもらっている谷津は、この谷津の支流なのですが、規模が小さいため、耕地整理の対象とならず、昔ながらの土水路の残る湿田の環境が残っています。

排水路と水田の水位差がほとんどないので、水を抜いても排水されず、泥が深いので、農業機械が転倒してしまって使えません。

業としての農業にとっては、非常に生産性の低い場所で、耕作放棄も進んでいます。

今回の協定が締結できれば、私たちの活動は、今までは実質的には認知されていましたが、行政も地権者さんも、オフィシャルなものとして認めていただけることになり、いろいろと活動しやすくなります。

同時に、途中で投げ出すことができない責任も負うことになるのですが、やりたいことを今までもやってきて、これからもやって行くという基本は変わりません。

2014_0904_shimoohwada_0016_R.jpg

千葉市の谷津田保全制度の説明資料
2014_0904_shimoohwada_0021_R.jpg
2014_0904_shimoohwada_0026_R.jpg

少しづつですが、進めていければと思いますが、農家の高齢化と後継者不在は、ここでも、他人ごとではなく、私たちのような都市住民がイベント的に行う農作業で、どこまで谷津田保全が出来るかわかりませんが、完全な都市住民と、昭和30年代と変わらない豊かな田園環境が併存している千葉市の強みを活かして行ければ、と思っています。
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