日々の雑学 ●●●
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ショスタコ自身が連弾で弾く交響曲第10番
2015年03月16日(月) 23:19
ちょっと必要があって、ショスタコーヴィチ自作自演集のLPレコードを棚から引っ張りだした。

2015-03-16 0003

このLPレコードは2枚組で、1枚めに、ピアノ協奏曲第1番、第2番がショスタコーヴィチ自身のピアノ独奏で収められ、さらにちょっとレアな作品である、「2台のピアノとオーケストラのためのコンチェルティーノ」を息子のマキシムと自分がピアノを弾いている。
2枚目が交響曲第10番の連弾、表面に第1楽章、ひっくり返して裏面に2、3、4楽章が収められている。
これは、弟子の作曲家モイセイ・ヴァインベルク(出生名はポーランド名のミェチスワフ・ヴァインベルク)と一緒に弾いている。

ミェチスワフ・ヴァインベルクについいては、彼自身の作品も面白いし、ヴァインベルクは批判されただけではなく、1953年2月に逮捕されていて、スターリンの死によって救われ、名誉回復されている。
恩人であるショスタコーヴィチの第10番、スターリンとその死との関係云々されるこの曲をどういう気持ちで弾いていたのか、を忖度するのは、興味が付きないことである。

ショスタコーヴィチは作曲家が自作を指揮することを「はしたない」こと「滑稽な」ことと、捉えていた節があって、自身も絶対に指揮しなかっただけでなく、同時代のリヒャルト・シュトラウスやブリテンや、ハチャトゥリアン、プロコフィエフなどがしばしば自作を指揮することも快く思っていなかった。

そういうわけで、作曲家自身の録音というのは、ピアノ協奏曲と室内楽のピアノパート、ピアノ曲しかなく、交響作品に関して作曲家本人の演奏というのが記録として残っているのは、この交響曲第10番の連弾による録音が唯一のものなのではなかろうか。

どういうテンポなのか、ディナミークなのか、フレージングなのか、という問題もあるのだが、連弾による演奏なので、どの音を拾い、どの音は捨てているのか、長い持続音が出せないピアノという楽器の特性上、そこをどのように弾いているか、(数小節に渡る持続音はトレモロにしているところもある)、といったあたりも聞きどころだ。

この時代のメロディヤの録音のクオリティは独特のものだけれども、それでも、やはり貴重な歴史的記録と言えるだろう。

今日の朝日新聞の夕刊にアナログ・レコード復権の記事が出ていたこともあり、針を落としてみた
2015-03-16 0006








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